【支配人の独白】第2話:お客様の笑顔のその先へ:私が「ホテル」という舞台を選ぶわけ | tt-nn-pp

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仕事中の本音
こんなクサいことや綺麗事と思われそうなことは誰にも話せません。
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【矛盾】から生まれたブログ
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お客様のチェックアウト時の「ありがとう」や「また来るね」の笑顔。

これこそが、私がホテルマンとして15年間走り続けてきた最大の原動力です。

しかし、私の仕事は、その笑顔で完結しません。

最高の舞台を提供し、裏側で働く皆の生活を守る。

誰かの人生を豊かにする空間を創ることに、私の存在意義を見出しています。

仕事とは、誰かの喜びを創出する「舞台」なのです。

 
  • サービス業の「魔法」

  • 一瞬の笑顔に賭ける

  • 自己実現としての仕事

 

第2話:お客様の笑顔のその先へ:私が「ホテル」という舞台を選ぶわけ

 

1. サービス業の「魔法」

 

ホテルという場所は、単なる宿泊施設ではありません。

それは、非日常を提供する「魔法の空間」です。

記念日を祝うカップル、遠方からの旅行者、出張で訪れたビジネスマン。

すべての人にとって、このホテルでの時間が、その人の人生における特別な「ページ」となります。

私たちの仕事は、そのページを美しい装飾で彩ることです。

お客様が期待している以上のサービス、例えば、記念日のサプライズを完璧に演出したり、体調のすぐれないお客様に温かいお粥を準備したり。

これらの細やかな配慮が、日常を忘れさせ、心を開放する「魔法」を生み出します。

支配人として、私はこの「魔法」を安定して提供し続ける責任があります。

現場のスタッフが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、彼らが疲弊しないよう、モチベーションを高く保てるよう、舞台の裏側を整備し続けることが私の仕事です。

誰かの幸せのために尽くすこのサービス業こそ、私のENFJ型の気質が最も満たされる場所なのです。

 

 

2. 一瞬の笑顔に賭ける

 

私が考える仕事のやりがいは、「お客様の一瞬の笑顔」に集約されます。

それは、利益や昇進といった物質的な報酬を超えた、精神的な充足感です。

かつて、豪雨で交通機関が麻痺した際、多くのお客様が立ち往生しました。

私はすぐに近隣の提携先に連絡を取り、食事や毛布を手配し、可能な限りの情報提供に努めました。

その時、疲れ果てていたお客様から、「こんな状況でも、あなたがいてくれて本当に良かった」と深々と頭を下げられたことがあります。

その一瞬の、心からの感謝の言葉が、私の心に深く刻まれました。

あの笑顔は、私の15年間の経験、判断力、そしてチーム全員の努力があったからこそ引き出されたものです。

仕事とは、利益追求はもちろん重要ですが、それ以上に「人に尽くし、人の役に立つ」という根源的な欲求を満たす行為です。

私は、一瞬の笑顔に自分の人生を賭けるだけの価値を、この仕事に見出しているのです。

 

 

3. 自己実現としての仕事

 

私にとってホテルマンという仕事は、単なる職業ではなく、「自己実現」の手段です。

高校を卒業してすぐにこの道を選び、学歴や出身地のコンプレックスを乗り越えて支配人という立場に就いたことは、私にとって大きな誇りです。

ENFJ-Tの人間として、私は常に他者を導き、目標に向かって突き進むことに喜びを感じます。

支配人という立場は、その資質を最大限に発揮できる場所です。

チームを鼓舞し、ホテルのビジョンを示し、その実現のために奔走する。

これは、私自身の「人生のビジョン」の実現でもあります。

仕事とは、自分自身の持つ潜在能力を最大限に引き出し、社会に貢献することで、自分の存在意義を確立する行為です。

誰かの笑顔のために尽くすことで、私は私自身を肯定し、生きている意味を感じることができます。

お客様の笑顔のその先にある、私自身の成長と、チーム全体の幸福を目指して。

それが、私が「ホテル」という舞台を選び続ける、揺るぎない理由です。

 

 

仕事のやりがいって何?💰?地位?

いや、それだけじゃない。

お客様の笑顔の、さらにその先にあるもの。

支配人として、私がホテルという舞台を選ぶ理由を深掘り。

サービス業で自己実現するとは?

誰かの幸せのために尽くす、私の仕事哲学。 

#ホテルマンの日常 #仕事の哲学 #自己実現

 
今日もやったろ!!