自民党の両院議員総会はあっけなく終わったようです。あいかわらず旧安倍派や旧茂木派の議員たちは、総裁選挙の前倒し実施を強く要求しているようですが、われわれ国民の目からは、それはあまりに醜い行為にしか映りません。
裏金事件で然るべきけじめを要求されているのに、中途半端にやり過ごしている無責任な議員達です。おまけに統一教会に助けを求めていたのですから言語道断です。まだ国会議員を続けていることがおかしい。
彼らは自分たちに冷たい石破さんを引きずりおろして、自分たちの仲間を次期総理に立てることで、自分たちの立場を正当化させようとしている。ただそれだけにしか見えません。
ヤクザじゃないのにヤクザみたいな抗争を仕掛けるのは余りにみっともない。親からもらった支持層のお陰で代議士に当選した二世議員は、政治家としての倫理に欠けている。
最近は、この人の話を聞いてみよう、という政治家はいません。昔は佐藤栄作、田中角栄、福田武夫、大平正芳、宮澤喜一など何人かいましたが、例えば人気がある小泉進次郎さんの話を聞こうとは思いません。
人物として魅力のない人でも国会議員に成れるという今の日本の政治は落第なのではないか。
