関東は今日梅雨が明けました。私としてはもっと前に明けていた気がしてますが、気象庁が正式に認めたのですから今日が梅雨明けですね。そして関東では小中学校が終業式だったようです。梅雨明けと同時に夏休み入りとはグッドタイミングです。
テレビのニュースを見ていたら、東京新宿の小学校の終業式を伝えていました。終業式は体育館には集まらずに、児童は各々の教室でテレビモニターで校長先生の話を聞いています。校長先生は「夏休みの宿題はありません」と話していました。最近では宿題は出さないんですね。昔の私の小学校時代は夏休みの宿題帳の他に、絵日記帳を書くこと、理科の自由研究、読書感想文などが宿題に出されたものです。ですから夏休みの終盤は超忙しかった。しかし今は何もない。多分、塾の勉強に支障があるというPTAからの要望で配慮したのではないでしょうか?
更に驚いたのは、通信表が無いこと。あの、各教科ごとに5とか4とか3とかという採点が記されていた通知表が無いというのなら、子供たちの成績はどうやって判断すればいいのでしょう? なんとなく先生たちが手抜きをしているようにしか思えません。
そういえば先日、小学生の孫と話していたら、今年のプールは6月末で終了したとのこと。これも驚きました。理由はこれから暑くなるとプールで熱中症を発症するリスクが高くなるから今年はもう泳がないことにしたという学校の説明だったそうです。
本当に6月末なのか? と聞きなおしてしまいました。これでは子供たちと先生、学校とのつながりがますます薄くなるのではないでしょうか。義務教育の課程なのに、子供に教えること自体が希薄になっている。私はそう思います。先生は子供たちにとって尊敬すべき人です。先生からいろいろ教えてもらって成長していきました。だから先生は「恩師」なのです。今は違うのでしょうか。
