昨夜は職場の仲間から誘われた飲み会でした。みんな私より若い管理職です。でも全員が転職して来た人。つまり私と同じ立場です。
うちの会社は組織的に仕事を進めるのではなく、みんな一人一人がそれぞれの仕事を進める形なので、一年半たった私も知らない人が多いのです。でも毎年新卒は採用しています。投資銀行という会社のせいか、人気があり応募者は多いのですが、入社後に短期間でやめていってしまうケースも多いのが問題だと言う。
それで私はこう言いました。ちゃんと仕事を教えてあげることが必要だと。みんなそれには同感でした。ところがもっと致命的な問題がありました。30代の中間管理職が不足しているのです。この傾向は銀行などでもよく聞く話です。
つまり若手を育てる人材がいないと言うことです。
これは根が深い問題です。30代の人たちは、結婚して子供が生まれ、家を買うために住宅ローンを借ります。家計の支出は増えるから給与はたくさんもらいたい。そんな場合、いつまで経っても給与が上がらない会社にいるより転職してキャリアアップしたいと思うのは当然です。
どうする日本!国会議員の先生たちはこんな現実は知らないでしょう。働いたことが無いからね。