ウクライナ軍がロシア国内への越境攻撃を開始したことが、ロシアのプーチン大統領には相当に応えたようです。国民に対してロシア軍が圧倒的に優位に戦っているとPRしていたのが、逆に攻め込まれてロシア国民が避難しているという現状はどうみてもロシア軍劣勢にしか映らない。そうなるとプーチンは国民にウソをついていたことになり、国民からの信頼は失墜する。
第二次世界大戦では連合軍がドイツ国内に侵攻したことでヒットラーが動揺し、国民は逃げ惑った。そして追い詰められたヒットラーは拳銃自殺した。
日本でも同じような展開だったらしい、ガダルカナル戦に敗れ、サイパン島でも玉砕したことで日本軍は防戦一方になった。B29による日本本土空襲が激しくなり、沖縄もアメリカに占領された。既にその時点で日本軍の幹部は敗戦を覚悟していたという。だったら、さっさと降伏していたら広島と長崎に原爆は投下されなかったはず。
当面、プーチンの去就が注目される。
