今回は甲信越編の最終回で新潟県です。
新潟には観光で行ったことはありませんが、仕事では何度も行きました。新潟市、長岡市、燕市、三条市、上越市です。いずれもなぜか冬に行くことが多くて、豪雪地帯で有名なところだけに、その醍醐味? を存分に体験しました。
新潟市へは東京から上越新幹線で約1時間55分ぐらいですが、一つだけとびきり早いのがあります。とき311号です。なんと1
時間29分(大宮からは1時間7分)で行ってしまいます。なぜか? それは時速275キロでしかも途中で大宮しか止まらないからです。昔は大宮すらも止まらないノンストップがありました。
新潟市の中心地は実は新潟駅の周りではありません。そこからバスに乗って信濃川にかかる萬代橋を渡った先の古町が中心地です。アーケード街にはたくさんのお店が並びとても活気があります。
新潟に言ったら、街の居酒屋で、美味しい魚介類を是非食べてください。私はランチで行きましたが、お刺身や煮物が美味いです。日本海の海の幸です。
次に長岡市ですが、ここは新潟市とは違って山の中の町です。山本五十六の出身地で、毎年「五十六祭り」が開催されます。また長岡と言えば花火大会が有名です。私は真冬に行きましたが、ここの雪は新潟の比ではありません。一応街中の道路には融雪装置が設置されていますが、日本海側の湿った雪ということもあり、雪解け水が半端ないです。だから革靴なんて履いていってはだめでするスノーブーツは必須です。
燕市と三条市は新幹線の燕三条駅を境に分かれています。確か西側の燕口と東側の三条口です。どちらの町も昭和の空気が漂ういい雰囲気の町ですが、いずれにしても洋食器の製造加工では世界的に有名な街です。そういう意味では新幹線の燕三条駅がこの町
のステータスをよく表していると思います。
そして上越市です。ここは昔は直江津市と高田市に分かれていたのが1971年に合併して上越市となりました。とにかく豪雪地帯です。なぜかここにも2月という真冬のさなかに行きました。現地ではレンタカーを借りて行動したのですが、何が怖いって除雪した高い雪の壁で道路の見通しが効かないのです。
また。ある一定の時間が来ると町中にサイレンが鳴り渡ります。なにか? と思うと、町中の人が一斉に表に出てきて除雪した雪を側溝に流す作業をするのです。これを定期的にやらないと道路の上が雪だらけになってしまうからだと言うことでした。
今回で甲信越編は終わります。
次回は北陸編を書かせていただきます。



