まず台風10号のニュースは多い割に中身がスカスカだ。予想進路も定まらないのは仕方ないけど、日本列島のどのあたりにいつ頃どのような災害の危険性があると予想されるのかを、図に書いて説明してほしい。
総裁選のニュースは、ただお祭り騒ぎのようにピーひゃらピーひゃら騒いでいるだけだ。立候補を宣言した候補者の主張を詳細に国民に伝えてほしい。その際に各候補者に次のような質問をしてほしい。物価対策、低賃金問題、少子化対策、景気回復のための具体的な提案、裏金撲滅の確約、統一教会に対する処分、など。これらに関する考え方について国民に説明してほしい。それが報道の役割だ。
ユニクロの柳井社長が「このままでは日本人はほろびる」と発言しました。「世界から見ると日本は年収200万円台の国」私も同感です。日本は物価が高いのではなく、賃金が低すぎるのだ。「ガリバー旅行記」のガリバーが普通の人間であり、日本人は小人になってしまったということ。
こうなる切っ掛けを作ったのは小泉純一郎政権での経済財政政策担当大臣や金融担当大臣を務めた竹中平蔵に責任がある。経済オンチの小泉首相を裸の王様に祭り上げ、欧米資本と組んで日本の富を海外に移転した。更に、安倍晋三はそれを取り戻そうとしてアベノミクスを打ち上げたが、彼も経済オンチだったので、裸の王様になってしまい、異次元の金融緩和策によって日本経済を不治の病に追い込んだ。その結果今の日本は、主要な大企業が海外に移転していき、国内は空洞化。日本企業の収益力はアメリカに恩恵をもたらしているが、日本にはなんら貢献していない。賃金なんて上がるわけはないのだ。だから経済オンチな総理大臣を二度と選んではいけない。
米不足についての報道がいろいろ多い割には、どれも核心部分は絶対に触れない。自民党政権下での農水省の行政の不手際があったのではないかと言われています。これから総裁選と総選挙を控えてそんなことが暴露されたら自民党は崩壊します。もし野党の立憲民主党はその内容を掴んでいたとしたら、今度の総選挙は何か起きるような予感がします。ただし、立憲民主党が政権を取っても日本は確実に没落するでしょうけど。
誰かカリスマ的な人物が現れないものか! そんなことを本気で祈りたくなります。