都知事選の結果を見て思ったこと | 今、私が考えていること

今、私が考えていること

毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

今回の都知事選は結局、現職の小池百合子氏が圧勝でした。まだ開票が終わっていませんが、二位は石丸氏か蓮舫氏になりそうです。

 

私なりの感想と意見を言わせていただきます。

まず小池氏は現職の知事として仕事をきちっとこなしていて、叩かれるようなところはありませんから、圧勝するのは当たり前です。コロナの対応や少子化対策などでも素早く対応していました。三期目に入るのですが、これで仕上げになるのだと思います。

 

蓮舫氏は準備不足というか作戦の失敗だったと思います。小池氏を自民党の一派に祭り上げて、国政で吹きすさんでいる反自民の勢いで打ち勝とうとしたのだと思いますが、小池氏が政党の支援を受けなかったことで、応援演説にも参加させなかったことからも当てが外れたのでしょう。更に、無党派層の支持を味方につけるつもりだったのが、石丸氏というダークホースが現れたことと、実は小池氏もかなり無党派層の支持を得ていたことから、こちらも空振りでした。立憲民主党や共産党の支持をもらっておきながら石丸氏にも負けたということになると、やはり最大の敗因は準備不足と作戦ミスだと言わざるを得ない。

 

そして石丸氏ですよ。小池氏には及びませんでしたが、この若い候補者が突然現れて、これだけの支持者を集めたというところに魅力があります。無党派層の支持といいますが、そもそも無党派層といわれる有権者が全体の48%も占めていることが異常です。政権与党の自民党ですら25%なのですから、この無党派層の中から新しい党が生れてきたら自民党を逆転することも十分にありうる。石丸氏は国政に出て、その方向で活躍したらいいと思う。

 

それにしても既存の政党はどこもだらしない。結局国民の多数の意見を代弁していないじゃないか。政党の存在意義を改めて問いたい。