17日の「鶴瓶の家族に乾杯」を見て | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

今週は先週に引き続き、木村カエラと笑福亭鶴瓶が大分県日田市を訪問する回の後編でした。木村カエラが小鹿田焼の陶芸家の家を訪ねた時、川の清流の水を大きな鹿威しで受けて、その水力で土を砕く仕掛けに出会いました。その仕掛けは5時間ぐらい掛けて土を細かく砕くのだと聞くと、木村カエラが「そんなにも時間がかかるのですか?」と驚くと、陶芸家は「それが普通の時間の流れなんです。今はなんでも時の流れ方が速すぎるのです」と答えました。この言葉に、はっとさせられました。大分県日田市の山の方にある皿山という地区ですが、私たちと同じ人の暮らしが営まれているはずなのに、時の流れ方が違う。

現代社会は何でもかんでもスピードアップ。電車も車も、料理も洗濯も掃除も、・・・

だから人間の体内時計も速く進みがちなのかもしれない。だから一日中時間に追われて生活しています。

例えば、水辺のほとりに立ち、静かに野鳥の声を聴きながら、じっとたたずむというような体験をしなくなりました。自分に何かが不足しているように思います。