今日は地方銀行の某支店を訪問して、不動産小口化商品に関する研修の講師を務めてきました。とはいっても、銀行には販売資格が無いので行員さんが売るわけではありません。銀行からお客様をご紹介していただくことが目的です。そのため研修の内容は、商品の何がメリットなのかを理解していただき、その上でどういうお客様に紹介すればいいのかを判断していただくのが目的です。早い話、行員さんが「この商品はいい!」と感じてもらえればいいのです。
持ち時間は約30分です。今回は説明用の資料と商品のパンフレットを席上配布しました。念のためにノートパソコンも持っていきプロジェクターにスライドで写す用意もしていったのですが、あいにくそういう設備が無かったので、机に座って資料を順にめくりながら話していきました。こういう時は結構難しいのです。ビジュアル効果が期待できないので、私のトークでイメージを掴んでもらわないといけないからです。
私は前に勤めていた保険会社でホールセラー営業を10年以上にわたって経験していたので要領はわかっています。ただし、相手次第です。同じことをしても相手の理解力や、意欲次第で反応はまちまちです。だからやりながら聞いている人たちの顔の表情をチェックします。
今回は成功でした。終わった後に私のところに近づいて来て、「今度〇〇さんというお客様に話をしてみようと思います」と言っていただきました。私の営業活動も苦節1年で、ようやく芽が出始めたようです。
