景気回復は民間の力で進めるべきだ | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

円安の本当の原因は国力低下にある。これは今朝のTBS「サンデーモーニング」の「風をよむ」のコーナーのタイトルでした。私も以前からそう考えていたので、とても興味を持って見ました。

 

国力の低下はGDPの水準が如実に表していて、日本はかつてアメリカに次いで世界第2位だったのが。中国に抜かれ、ドイツに抜かれ、そして来年にはインドに抜かれて世界第5位に落ちることがほぼ確実だ。また一人当たりGDPでは世界第34位とOECD諸国で最下位に甘んじている。つまり日本はバブル崩壊以降の失われた30年以上もの間ズルズルと経済力が低下しているということだ。

 

経済回復をこれ以上政府と日銀に任せていては埒が明かない。民間の活力を取り戻して経済を盛り返すべきだ。日本の政治家は不勉強で経済のことが何もわかっていない。分かっていないのに、「アベノミクス」とか言って政治の力で景気を回復させようとしたのが、そもそもの失敗のもと。結局大失敗して国の借金の山を作っていなくなってしまった。約1068兆円もある。これはGDPのおよそ2倍にもなる。この借金があるから日本は金利を上げられないのだ。金利を上げられないから日米金利差が縮まらず円安になっているという説もある。

 

その渦中の政治家たちは「裏金問題」でせっせと私腹を肥やし、今になってヤバいことになり、身動き取れなくなっている。政治家はちゃんと政治をやってくれ。少子化対策とかどうなっているんだ? フランス、ブラジル、パラグアイに税金使って外遊している場合ではない。岸田くん。

 

私が今一番恐れているのは、中国人が(観光ではなく)日本に仕事を求めて押し寄せてくることだ。爆買いツアーではない、下手をすると日本の企業を次々と買収して大株主になってしまうおそれがある。円安で何でもかんでも安くなっている日本だから、買収するにはもってこいだ。

 

どうする? ニッポン