森元総理(森喜朗氏)語ったとされる「裏金問題の真相」が文春に掲載されて物議をかもしている。
それによると「岸田総理から電話はあったが、裏金問題の話はなかった」と森元総理は言う。この内容が真実だとすれば、岸田総理は国民にウソをついていることになる。岸田総理は国会での答弁で「森元総理と電話で裏金問題について確認した」と言っている。ただし「その通話記録はない」とも言っているので証拠はないことになる。
また森元総理は、裏金問題は塩野谷氏にすべての罪を背負わせて議員辞職しろと迫ったという裏話まで暴露している。そうすれば安倍派の議員たちはみんな助かるし、君は議員辞職してもまた再当選させてやる。その時はむしろ名誉は回復するはずだ。などとめちゃくちゃなことを塩野谷氏に告げたようだ。当然塩野谷氏は「なんで俺だけが貧乏くじを引かなきゃならないのだ」といってこの要請を断ったという。まあそりゃそうでしょう。これはもう政治家の話というよりも、やくざの世界である。親分の代わりに子分が罪をかぶって刑務所に服役するのと同じじゃないか。今の自民党幹部というのはこういう連中の集まりなのか。もう顔も見たくない。こんな連中に日本の政治を任せておくことはできない。
しかし森元総理はなぜこのタイミングでこんな記事を書かせたのか? 岸田総理への反撃だろうか? そもそもこの記事の内容はどこまで信用できるのかもわからない。自分のやったことが正しいと思っているから始末に負えない。
今こそ我々日本国民は、岸田内閣の総辞職と解散総選挙の実施を迫るべきだ。それは日本の正義であり、日本の将来の為でもある。
