テレビはもはやオワコンか? | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

NHKのリバイバル放送の方の朝ドラは4月から「オードリー」になりました。このドラマは放送当時私は見ていません。そのため今回初めて見ています。大河ドラマ「光る君へ」などのドラマの脚本家である大石静さんの自伝的なドラマだそうです。

 

その中で京都の太秦を舞台に、戦前からの映画会社と、その会社の経営者や映画俳優がたくさん登場します。特に時代劇は多くの名優を輩出し全盛期を迎えるのですが、昭和30年代に入ってからはテレビが登場して、次第に人気がテレビ番組の方に移っていく状況が描かれています。

 

結局その後は映画が衰退していき、テレビの黄金時代を迎えて現在に至るのですが、最近は時々テレビの全盛期がとっくに過ぎたような予感がするのです。とにかく面白くない番組が多い。製作費が乏しいのか、企画力が乏しいのか、その両方なのかわかりませんが、番組が始まるのがわくわくして待たれるという気分なりません。

 

ニュースなどの報道番組は毎日見ますが、ドラマや娯楽番組はそのほとんどがマンネリ化していて新鮮味がありません。私の感性に問題があるのかもしれませんが、同じようなお笑い芸人ばかりが登場したり、食べ歩きのグルメ番組がやたらと多いし。その反

面、歌番組はほとんど影を潜めてしまいました。

 

それに代わってYouTubeやインスタグラムなどのネット動画がバラエティがあって刺激的です。また、放送時間に間に合うようにテレビの前に座るというのは無理なので、とりあえずは録画しておいて後からじっくり見ることが多い。だから最近の視聴率は実態を反映していないと思う。

 

このままいくとテレビは早晩時代のメディアの座から転げ落ちてしまうと思うのではないか。