「どうする家康」最終回のこと | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

とうとう最終回になってしまいました。大坂の陣で豊臣が滅ぶのはわかっていましたが、その最期のシーンを北川景子扮する茶々が演じるとは! 壮絶な最期でした。150年続いた戦乱の世を締めくくるにふさわしい感動的な演出。

 

一方、私は家康の最期をどう描くのかに関心がありました。いきなり岡崎城の時代に戻って、鯉の騒動に揺れる家康と家臣たちの立ち回り。何事かと思ってみていると、これぞ家康という人物を端的に表すシーンでした。家臣たちは家康を慕い、家康は家臣を思いやる、そこに相互の信頼と絆が生まれ、大武将ではないけれども組織力の力で戦乱の世を生き延びた。そして最終的に戦乱のない平和な世を築いた。

 

その後300年以上も続いた江戸時代は家康によって始まったのだから、これは偉大なことです。

今回の大河ドラマは家康を描くというだけではなく、国を治めることの大切さと、それを受け持つリーダーの資質とは何なのか? ということを考えさせられました。本当に見ごたえがあるドラマだったと思います。松潤、お疲れさまでした。