先日起きた銀行の振込みトラブルの原因が今日のニュースで伝えられていました。直前に実施したシステム更新のテストが甘くて、エラーデータを検知できなかったからだと言う。またコンピューターのOSを32ビットから64ビットに変更したことでメモリー不足が生じたとう。どちらも初歩的なミスだ。しかし今どき32ビットのコンピューターなんて使っているところがあったんだ?!ちょっと信じられません。お金が無くて買い替えられなかったのか? 天下の銀行が? ありえないことだ。
恐らくこれも、リストラとコストセーブに明け暮れる経営の悪影響だと思われる。昔から日本の企業はシステム部門を馬鹿にしていた。仕事が出来ない奴らが飛ばされる部署などと蔑まれたものだ。私自身も支店勤務からシステム部門に異動になったときに、そういう目で周りから見られた経験があります。そういう風潮が今日の日本に「世界的なAI、DXの後進国」のレッテルは貼る結果を産んだ。
もう銀行も現金主義を止めてEマネーに替わるべきだと思う。Eマネーはお金をデータとして扱うのでシステムに良く馴染む。そうなれば「オレオレ詐欺は無くなる」だって現金の受け渡しがないから。もし被害にあってもお金は単なるデータだから、あとで取り消せる。銀行備え付けのデカい金庫も要らなくなる。ATMにお札を装填する必要は無いし、現金輸送車も要らなくなる。違うかなあ.
