岸田総理の新たな経済政策を評価した私にとって昨日のニュースはかなりガッカリさせられました。誰も何も考えておらず、中身が無い!!
これから各閣僚に具体策の作成を指示し、10月末までには取りまとめる。その上で補正予算を組んで・・・。なんか変だぞ。こんな大事なことを今から着手して1ケ月以内に取りまとめられるのか?
また、NHKニュースでは「なぜ補正予算の申請時期を明確にしないのか?」と指摘していました。
それは年内解散を視野に入れているから、補正予算は選挙後にするという含みを持たせているのでは
ないかと指摘していました。
岸田政権にとっては国民の生活改善よりも、選挙で勝利することが優先事項であることがわかりました。今のように野党が小粒に分散している状態では、絶対に自民党が勝つに決まっている。しかも政府には有り余るほどのお金(隠している)があるから選挙の活動資金は潤沢だ。統一教会に多額の金を払わなくても、今回は勝てると思っている。
笑ってしまったのは、政府は「賃上げが出来ない中小企業には減税措置で支援する」といっているが、キャスターは「そもそも中小企業の多くが赤字で法人税を納められない状態だから、減税措置の効果はない」と指摘していたこと。これなどは、いかに政府が現状を把握していないかということがバレてしまった例だ。
また106万円のいわゆる年収の壁についても、一時金で対策を講じようとしており、制度そのものの見直しは先送りにしている。これは茶番です。
こうした国民を無視した茶番政治に喝を入れられるのは、われわれ国民の1票しかない。とはいえ野党も信頼できない。裏で自民党から金をもらって「野党」を演じているだけのように見える。共産党は論外。困ったものだ・・・。
