今日は敬老の日。いつも自分が祖父母や両親を思っていろいろしてきた日でしたが、今はもう祖父母はもちろん、両親も他界していません。すると自分が敬老される存在になっていました。孫たちが3人いるから、私は孫たちの「お爺ちゃん」なわけです。自分はまだ現役で若いぞ、と自負しつつもかわいい孫たちには良き爺ちゃんであらねばならないという複雑な心境です。
歳を取ったら「歳をとった」という意識を持たないようにすることが大事だと思います。例えば、食事は魚や野菜中心にあっさりしたものを食べるとか、食は細くなったとか、そんな意識を持つのは禁物。本当は脂ののった肉をガッツリ食べたい、背脂ギラギラのラーメンも食べたい、チョコもアイスもバナナもメロンも食べたい、そう思うのなら自分に食べさせてやればいい。
健康診断や人間ドックで生活習慣病を指摘されると、それだけで精神的に病んでしまう。ダイエットしながら、そのまま死ぬのは嫌だ。そもそも人生100年なんていうのは無理な話。肉体が持たないから歩けなくなるし、目や耳も衰える。そんな状態で長生きしたって、日本の平均余命を伸ばすことには貢献するかもしれないが、自分にとって本当にそれが幸せなのかと考えると悩んでしまう。
ただし、「毎日を大切に生きよう」と思います。何もしないでボーと過ごすのはもったいない。別に外出しなくても、本を読んだり、音楽を聴いたり、家族と話したり、パソコンで勉強したりでもなんでもいいから何かしよう。私はそう思っています。
