先日、中古で購入したSurfacePro3にAmazonプライムのアプリをインストールしようとしたら、たまたま「MINAMATA」というタイトルの映画を見つけました。読んで字のごとく、これは「水俣」のことであり、水俣病のことを取り上げた作品であることは容易に想像がつきます。しかし、主演がジョニー・デップの洋画作品であるところに意外性を感じました。
主人公はユージン・スミス(ジョニー・デップ)という有名な写真家。社会派のカメラマンで、数多くの感動的なフォト作品を残しています。彼がある日、アイリーンという日本人女性から水俣病の報道写真の撮影を依頼されるところから話が始まります。その時受け取った水俣病患者の写真を見たユージン・スミスは報道写真家として衝撃を受けます。その先のストーリーはネタバレになるのであえて触れませんが、私はこの映画を観終わる頃には大粒の涙があふれ出て止まらなくなってしまいました。感動しました。
そしてユージン・スミスこそ真のジャーナリストであり、最近の軟弱なマスコミ関係者たちに是非見習ってもらいたい。そう思いました。
