米国債の格付けが落ちた!? | 今、私が考えていること

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米国の格付け会社フィッチが米国債の格付けを1ランク引き下げた。これはびっくり。格付けが下がると言うことは、投資家から見て最終償還に懸念有りの度合いが一つ増したということであり、平たく言えば信用ランクが下がったと言うことになる。

 

米国債は日本も中国もたくさん保有している。資産を貯える手段としては安全・安心・確実で有名なのに・・・。いまのところ市場ではこのニュースの影響で米国債が売られている気配はないので、あわてる必要は無いようだ。ただし、売買市場では価格が下がるからアメリカの金利は上がる可能性がある。

 

いまでも日米の金利差が広がっていて円安が進んでいるのに、これからアメリカの金利が更に上がったら日米金利差は更に拡大して円安がもっと進んでしまう。そうなると日本は輸入品価格が上がるので物価高は深刻だ。