今週のらんまんは寿恵子が高藤に横取りされそうな展開でハラハラします。しかし、高藤の妻に関する発言「あれは女ではありません、だからいいのです」つまり私の妻は私にとって女では無い、貴方(西村寿恵子)こそが女なのだと言いたいのだ。まるで不倫を正当化するような論理だが、あまりに勝手。恐らくそう言う反応が普通なのでしょう。でも私は少し高藤の言いたい事が分かります。妻はいわゆる正室として威風堂々と存在していて、ニコリともしない恐妻だとしたら、夫は寂しいでしょうね。身分は何であれ、夫婦は所詮夫婦だから、そこには威厳もプライドも要らない。ただお互いを思い愛する気持ちが無ければ安らぐ暇も得られない。それは夫として耐えられないと思います。詭弁かもしれませんが。
ただ、高藤の相手が白梅堂の看板娘の寿恵子と言うのは万太郎のとって耐えられないはず。結局万太郎と一緒になるのは分かっていても、この状況からどう展開するのか、見ものです。