NHKが民放各局のトップアナウンサーを呼んで座談会するという面白い番組を見ました。高瀬アナ(NHK)、水卜アナ(NTV)、安住アナ(TBS)、大下アナ(テレ朝)、伊藤アナ(フジ)、松友アナ(テレ東)
そして司会は加藤浩次。特別ゲストに露木茂アナ。
アナウンサーという仕事について様々な角度から意見を出し合うという真面目な番組でした。最後に、アナウンサーとテレビ局の未来についてというテーマになりました。アナウンサーは自分たちの役割はいずれ無くなってしまうのではないかという危機感があると言っていました。
AIアナウンサーも既に登場しているので現実味のある話です。
私はこの番組を見ていて、近年の紅白歌合戦や大河ドラマの視聴率が上がらない理由がなんとなく分かってきました。スマホやPCで見られる様々な映像が溢れているから、テレビの視聴率が低下しているのだと。番組の内容が悪いのではなく、映像はテレビだけのものではなくなってしまった。それが原因なのだと。また、アナウンサーが居なくてもニュースは伝えられるのであれば、アナウンサーの存在価値は低くなる。NHKや民放各局はそのことに危機感をもっていて、頭を痛めている。
私のように昭和生まれのテレビっ子として育った古い人間には俄かに信じられないのですが、これも時代の変遷なのでしょう。
