この間の土日にNHKが放送した「南海トラフ巨大地震」を見た感想を書きます。ハッキリ言って、私が期待していた内容ではなかった。巨大地震の恐ろしさは、いまさらこんなドラマにしてもらわなくても日本人なら皆知っています。それよりも、実際にまた起きたら、その時自分はどうすればいいのか? どこに、どうやって逃げれば安全なのか?そういうことを具体的に教えて欲しい。街中での非難の仕方と注意点。沿岸部の津波からの非難の仕方と注意点。そういう内容を盛り込んでほしかった。地震というものは天災ですから、防ぐことはできません。だからもし起きたらどう行動すべきなのか、言葉だけではなく映像で表現してほしい。どうもこの手の話になると、行政側の視点で語ることが多いように思うが、逃げる時は一人一人の判断に基づいて行動する。一個人の視点で描いてもらいたかった。気象庁がどうのこうのなんてどうでもいい。それに高橋克己は緊張感無さすぎで、イライラします。
