日本の政治は大丈夫か? | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

アメリカのバイデン大統領が電撃的なウクライナ訪問を実行した。これは凄いことです。完全秘密裏に実行しないと危険なのに、マスコミにも一切知られずにまんまとキーウに行き、ゼレンスキー大統領と会談をしている。さすがアメリカ!と思わず声が出てしまいます。

ところで、日本の岸田総理もかねてよりゼレンスキー大統領から是非来ていただきたいと言われているのに、まだ行っていない。バイデン大統領が行ったことで、遂にG7加盟国の中で日本だけがまだウクライナを訪問していない。これは不味いんじゃないか? 5月には広島でG7広島サミットが開催され、岸田総理が議長を務めることになっている。ウクライナ問題を議題に取り上げる予定なのに、肝心の議長がまだウクライナに行って現状を視察していないのでは話にならない。

 

そういえば岸田総理になってから政府は何もしていない。多分、安倍総理の葬式を上げたぐらいか?

そうかと思えば、国防力を拡大するとか、異次元の少子化対策に取り組むとか、花火はいっぱい上げているけど、どれも議論が進まない。「新資本主義」はどうなったのか?

日本経済の回復策も出さないのに、企業に賃上げしろと迫るのはあまりに無責任な話。

 

日本は太平洋戦争で完全に敗北したのに、なぜかアジアの中では飛びぬけた経済発展をとげたことは不思議な話だ。しかしそれは「日本人は優秀だから」という人が多いけれど、それならば、どうしてバブル崩壊から30年以上も経つのに、今なお経済が回復しないのか? それは政権の指導力が劣っているからではないのか。日本を強力に引っ張っていくリーダーが不在なまま、選挙で多数票を取ったという、ただそれだけの理由で政権が取れてしまう日本の政治のしくみにどこか問題があるのではないか? 政治家として優れた資質を持つ人材を確保する必要がある。そして選挙では国民一人一人が政治家を慎重に選ばなくてはいけない。