節分が過ぎ、立春も過ぎ、暦の上では春に入りました。でも依然として寒いことには変わりません。まだ2月ですからね。それでも陽ざしが少し強くなってきた感じがします。梅や桜などはこの変化を感じ取るのかもしれないですね。少し前にNHKの番組で植物は実は会話しているという話を見ました。これは凄いことです。だとすれば今頃は梅や桜などの樹木たちは、盛んに春の気配が近いことを囁き合っているのではないでしょうか。
そう言えば我々人間は以前に比べて季節のことを話すことが少なくなっているように思います。私が好きなラジオ番組に大阪のMBS放送の「こんちわコンちゃんお昼ですよ」という番組があります。
この番組は平日の昼12時から15時まで毎日やっているので、私はradikoで帰宅の電車の中で聴いています。元MBSアナウンサーのコンちゃんの話はとても面白い。「吠えるコンちゃん」のコーナーは特に好きです。ニュースの話題を掘り下げて分かりやすく解説してくれるのがありがたいし、とても為になります。是非お勧めします。それで、この番組の冒頭、コンちゃんは必ず気候の話をします。「今日はちょっと温いなあ」とか。話としては他愛のない話ではありますが、あいさつ代わりのトークとしては正統派です。この部分を聞くだけでも日々の季節の変化を感じることが出来ます。
人間は季節の移ろいを感じられなくなったらダメだと思うのです。
