今日は朝から妻が友達と観劇に出掛けていて留守です。私は一人で家に居ましたが、夕方テレビをつけたらNHK総合でドラマ「定年おやじ改造計画」を放送していました。「定年おやじ」と言えば私のことではないか!とピンと来ました。主人公の庄司氏(郷ひろみ)は大企業の部長まで上り詰め、38年間サラリーマン人生を経験して定年退職。そういう設定です。しかし、どうやら妻との関係が上手く行っていないことに気づく。「夫源病」。ドラマの中でしきりにこの言葉が出てくるので私は調べてみました。すると「夫の言動によるストレスで妻の更年期障害を誘発したり悪化させること」を言うらしい。ひどくなると、夫を殺そうと思うこともあるとのこと。こんな恐ろしい病気のことを私は今日まで知りませんでした。庄司氏の奥さん十和子(伊藤蘭)は夫のそばに居るだけで耐えがたい苦痛を覚えるため、極力距離を置こうとする。問題は妻がそういう悩みを抱えて苦しんでいることに夫、すなわち「定年おやじ」が全然気づいていないことにある。
ちなみに、このドラマは最後はハッピーエンドで終わります。私にとっては大変勉強になりました。
キャストのことですが、郷ひろみの演技は今一つです。香取慎吾の主演ドラマの時と同じで、表情のバリエーションが乏しい。ずっと同じ表情のままに見えます。途中、中村雅俊が出てきますが、やはり役者としては中村雅俊の方が1枚も2枚も上です。
