11日の鎌倉殿の13人 | 今、私が考えていること

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このドラマでは、毎回身内の誰かが死にますが、今度は畠山重忠のようです。これは完全な濡れ衣で、妻のりくにそそのかされて北条時政が打った謀略。歴史上の事実だから仕方ないですが、見ていて面白いとは思いません。理不尽で気の毒。

遡ると、平家から覇権を奪うために一度は坂東武者らが一致団結した。しかし覇権を取ったら取ったで、内輪の権力闘争に明け暮れる。人の性とはいえ、人間も一皮剥けば凶暴な野獣です。玉ねぎの皮を剥くように一枚一枚と剥がれていき、最後は元寇で御家人達に褒賞を与えられず、鎌倉幕府は崩壊する。今、日本だけではなく世界中がコロナやロシアのウクライナ侵攻などで苦しい思いをしている時。よりによってこんな暗いドラマをゴールデンタイムに一年間放映するのは、どうかと思います。ラストはどうするのでしょうか?三谷幸喜のことだから、なーんちゃって!で終わるのかな