今日は人間ドックに行きました。これが好きな人はあまりいないと思いますが、私には憂鬱で仕方ありません。もともと昔から、肥満、高血圧は毎回の指摘事項でしたが、さらに加えて聴力の衰え、エコーで腫瘍ありなど、心配な指摘が増えて来て、そのせいか人間ドックのあとしばらくうつ病のような精神状態に陥ります。お医者さんは万が一のことを心配していろいろアドバイスしてくれるのはありがたいことですが、その話の内容が怖いです。毎日、食欲があり、睡眠もとれていて、どこかが痛いということもなく、本人はいたって元気に日々を送っているのですが、人間ドックの後は、私はもう長くは生きられないのかもしれない、と落ち込むことしきりです。
昔、会社の組合の執行部に居た頃、医務職員さんのオルグをしたことがあります。いつもは健康診断でお世話になっている方々なのですが、その医務職員さん達がみんな口をそろえて「健康診断はやる意味がない」と訴えていたのがショックでした。なぜかというと、検診の内容が不十分で、こんな内容では病気の早期発見どころか、本当の健康状態など検査できないからだという。それは世の中の人間ドックでも同じことだという。つまり「百害あって一利なし」ということなのか。
