本日のニュースで「東芝が3分割される」という話を聞きました。
東芝と言えば、かつては総合家電メーカーとして様々な製品を世に送り出してきました。
私が一番印書に残っているのは、ラップトップコンピューター「東芝ダイナブック」です。
パソコンと言えば、それまでは机の上に据え付けるデスクトップ型しかなかったのですが、
東芝のダイナブックは、膝の上に乗るパソコンとして、その小型化の道を切り開きました。
当時の値段で数十万円から100万円もしましたが、アメリカなどではかなり衝撃的に売れたようです。
ただ、当時はまだWindowsが出る前のMS/DOSだったので、マニアにしか真価はわからなかったのかもしれません。
後に、ラップトップはノートパソコンへと発展していきました。
近年、不正会計事件を起こしたり、福島原発のメーカーとして原発事故の当事者になるなど
度重なる事件で、すっかり見る影もなくなってしまいました。
日曜日の夕方の「サザエさん」もかつては東芝の一社提供でしたし、TBSの日曜劇場も東芝の一社提供でした。
栄枯盛衰とはいうものの、今度ばかりは東芝が消えてしまうことになりそうです。
こんな事態を黙って指をくわえて見ているだけでいいのだろうか
政府の経済対策というのは、18歳未満に一人10万円配ることではないはず。
それはコロナ対策です。
日本の企業が次々と消えていくということは、日本人が働く場所が無くなっていくということ。
企業の経営者たちも、リストラばかりにしがみ付いていないで、命を懸けてリスクを取って
新しい事業を立ち上げろ。
企業家というのは、本来そういうものだろう。