Duke大学 International Development Policy/国際開発政策学部

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Chinese & Indian Power


昨日はDuke大の大学院留学生のオリエンテーション(^-^)/


今年の大学院留学生は約750名程度らしい。

驚いたのは、その約3分の1が中国人、もう3分の1がインド人留学生。しかも、その多くが博士課程のPh.dコースだったりしてます。


世界の人口が66億人でその約20%が中国人、17%がインド人であることを考慮すると、

まぁそんな結果なのかもしれないけど、これから5年から6年間勉強して、

専門家となり社会に飛び出すであろう彼らを見てて、本当に2大国の潜在性に圧倒された感じ。


しかし、Duke大のあるノースカロライナ(NC)は暑いです。38度くらい。。。

Duke大に惹かれた一つは、冬があんまし寒くないってことだったけど、夏暑すぎ・・・。

東京も暑いだろうけど、学生という身分、比較的昼間に外を出歩くことが多いからかなり焼けます。汗ダラダラで通ってます。

車購入したいけど、NCの免許証ないと、外国人は保険が高いんよねぇ。。。。




ブルキナファソ昔話『ヤギとハイエナ』の教訓

昔々、アフリカの大地ではヤギとハイエナが仲良く散歩をしていました。

途中で獲物を捕まえたらその場で食べれるよう、ヤギは香辛料を持って来ました。

そして、草原を歩いていると、なんと子どもを生んだばかりのライオンと遭遇してしまったのです。

ハイエナはとっさに『ライオンさんが、子どもを生んだと聞いたので、このヤギをプレゼントしに来ました。』と言い、友人のヤギにリボンをつけ差し出したのです。

しかし、ライオンは出産後でお腹が痛いので、薬が欲しいと言ってきました。そのとき、ヤギが香辛料を使って薬を作るといい、そのためには『ハイエナの皮』が必要だと言ったのです。

ハイエナは、しぶしぶ自分の皮を少し剥いでヤギに渡します。

ヤギ『もっと皮が必要だよ』   

ハイエナ『これ以上は無理だよ。』

ライオン『もっとよこせ!』といって、ついにハイエナを丸裸にして、ハイエナは逃げてしまいました。

おかげでヤギはライオンに食べられることなく、難をのがれたのです。

以来、アフリカの大地ではヤギとハイエナが仲良く散歩することはなくなったとのこと。


●昔話には、教訓が付き物ですが、このお話では、友情を裏切ったハイエナに罰があたったというもので、『友情を裏切ってはいけない』が教えです。先日、あまりの暑さに外に出るのがおっくうで、友人との遊ぶ約束をキャンセルした私。やや身に詰まる思いです。




芸術作品のメッセージ

転職活動のため上京した友達と日テレでやってる岡本太郎の『明日の神話プロジェクト』を見てきた。創造力をおすそ分けしてもらえるみたいで芸術作品に触れるのは好きだ。私の場合、製作者の意図を共感できない場合がほとんどで、画像の「明日の神話」もその一つ。

原爆の炸裂する瞬間をモチーフとして、未来に対するメッセージを描いたものとのこと。個人的には、原爆というイメージより、何か強大な力に対する内面での葛藤という感じを持った。(まぁ人それぞれか・・・)


今回の企画の素晴らしさは、絵自体にもあるが、なんと言ってもショーケースに入っているわけでもなく(巨大ということもあるが)、厳重な警備があるわけでもなく、大英博物館のように、間近でナマの絵を鑑賞できること。ガラス一枚通して見るより圧倒的な印象をもつ。こんな機会って日本では少ないと思う。8月末までやってるそうです。夜遅くまでOPENしてるみたいなんで、よければどうぞ。


また、汐留のアド・ミュージアム東京で「日本の広告史」をやってました。メッセージ性のある広告がたくさんあったのでその中の一つ。WWFのパンダの目を逆さにして、自然破壊に怒っているもの。カワイイでもなんか寂しいし怖い。

The Black Eyed Peas

今年は、やけにコンサートに行く機会が多い。去年、仕事を通じて仲良くなった友人と、音楽の趣味が合うのもその理由。この間は、The Black Eyed Peasのコンサートで武道館に行ってきた。超満員で盛り上がりまくり!


彼らを知ったのは、3年くらい前。営業帰りに車を運転してたら、ラジオから彼らの音楽流れてきて、その歌詞の偉大さに感動。以来、彼らの音楽(HIPHOP、Lap含め)にはまっている。皆が彼らの歌詞のようなことを意識していれば、世界平和ってできたりするのかな。


世界で生じている問題に『無関心』・『無知』であることが、何よりも恐ろしいことだと感じる。

何気なく使っている割箸。その割箸が途上国の工場で作られており、そこで労働時間・正当賃金を無視した児童労働が横行しているとしたら・・・。知らない間に、自分達が割箸を使う日本人というだけで加害者になっている。


時間のある方、よければ歌詞を見てやってくださいな。(まぁ音楽は個人の価値観で判断してくださいまし。強要しません。)

WHERE IS THE LOVE?

What's wrong with the world mama?

People living like aint got no mamas.

I think the whole worlds addicted to the drama.

Only attracted to the things that bring you trauma.
Overseas yeah we tryin to stop terrorism.

But we still got terrorists here livin

In the USA the big CIA the Bloodz and the Crips and the KKK.
But if you only have love for your own race.

Then you only leave space to discriminate.
And to discriminate only generates hate.

And if you hatin you're bound to get irate.
Yeah madness is what you demonstrate.

And that's exactly how anger works and operates.
You gotta have love just to set it straight.

Take control of your mind and meditate.
Let your soul gravitate to the love y'all.

People killing people dying.

Children hurtin you hear them crying.
Can you practice what you preach.

Would you turn the other cheek?
Father Father Father help us.

Send some guidance from above.
Cause people got me got me questioning
Where is the love? Where is the love?

Where is the love? Where is the love?


It just ain't the same all ways have changed.

New days are strange is the world the insane?
If love and peace so strong.

Why are there pieces of love that don't belong
Nations dropping bombs.

Chemical gases filling lungs of little ones.
With ongoing suffering. As the youth die young
So ask yourself is the loving really strong?

So I can ask myself really what is going wrong
With this world that we living in.

People keep on giving in. Makin wrong decisions.

Only visions of them livin and Not respecting each other
Deny thy brother
The wars' going on but the reasons' undercover.

The truth is kept secret.Swept under the rug
If you never know truth. Then you never know love
Where's the love y'all?(I don't know)
Where's the truth y'all?(I don't know)
Where's the love y'all?

NGOでの経験

ワイヤーアート

銀行を辞めて、NGOの世界に入ってから一番生活の変わったことは、こんな暑い日でもサンダルで出勤してること。猛暑にかこつけて、また新しいのを購入してしまった。次は雪駄でも買おうかな。


なんて言うのはほんの一部で、感じているのは、日々多くの人と会うようになったことと工作が多くなったこと。

毎日毎日、横のネットワークが広がっていくのを感じる。フォーラムやイベントの共同主催が多いためなんだろうけど、新しい出会いは、常に刺激を運んで来てくれるので、とてもWelcomeです。


ただ、イベントが多くなるとその分、製作物も多くなるもので・・・。写真は、9月に開催予定の西アフリカのブルキナファソという国を皆に知ってもらう企画で製作してるもの。ブルキナファソに伝わる昔話を、紙芝居仕立てにするんだけど、その登場動物をワイヤーで作ってるとこ。えっと、クマにワニ、キリン、ゾウ、ライオン・・・って分かるよね。


高校生の時の同級生からは、ニート呼ばわれする日々だけど、何気に指先を使ったり試行錯誤するのは脳のトレーニングになるので、時間のある方は是非、挑戦してみては。ちなみに、僕が作ったのはクマだけ。他はボケ防止のため、母に作らせました。(ワイヤーアートは、東急ハンズで購入できますよ)






The Refugee All Stars of Sierra Leone

FUJI ROCK2006に参加してきた。

所属しているHunger Free WorldというNGO団体でのブース出展がメインの目的だったけど、今回、幸いなことにFUJI ROCK参加アーティストの『The Refugee All Stars of Sierra Leone』というバンドとトーク・セッションする機会をもらいました!


フジロックの前にUNHCR主催の『難民映画上映会』が開催されたし、来日前は全米ツアーをしてたので知ってる人もいるかもしれないけど、このバンドは西アフリカのシエラレオネという国で1991年に内戦が勃発し、着の身着のまま難民キャンプに逃げ込んだ人々で結成されたバンド。

http://www.unhcr.or.jp/news/event/20060720_RefugeeFilmFestival.html

彼らのバンド結成エピソードや歌が聴けます。↓(歌詞にも注目を!)

http://refugeeallstars.org/v3/index.html


トークセッションでは、彼らが単に元ミュージシャンで音楽が好きということではなく、内戦・難民という過酷な経験を通じて、もう争いはやめて欲しいという歌にこめられた想いを来場者に知ってもらいたくて、『バンド結成エピソード』や『内戦での経験』、『難民キャンプ生活』、『音楽を通じて世界に伝えたいこと』などをリーダーのKoromoさんに話してもらいました。


内戦により全財産を失い、やっと逃げ込んだ難民キャンプでも、十分な食料・仕事はなく、人々は悲惨な経験のトラウマを忘れられずストレスを募らせる一方。難民キャンプから出ることも制限されているため、何をすることもなくただただ、今の状況を改善するような出来事が起こるのを待つだけの生活。内戦中は、もう誰のことも信用できなくなったこと。でも、大好きだった音楽を口ずさんでいる時だけは、すべての苦しみを忘れることができたこと。。。


彼の口から発する一言一言に強い想いが込められており、僕が一体どれだけ、彼の言葉に含まれる想いを理解することができるのか、トークの途中で考えてしまった。


昔、バングラデシュで貧困層への開発問題に携わっていたとき、約一年ちかく滞在していた村の仲良くなった人に、

『貧しい人の気持ちは、所詮、貧しい人にしか分からない。』

と言われたことがある。この一言、正直、当時の僕には非常にキツかった。一年間も一緒に生活してきても、結局、自分は村人の気持ちを理解できていなかったんだな。(ってか、貧しさを経験したことのない自分には無理なんだな。)


今回、Koromoさんとのトークを通じて、どれだけのことを自分は吸収し、それを今後どう活用できるのかな。単なる良い経験で終わらせたくないし。

よく、『他人の問題を自分の問題として捉える』、『対岸の火ではない』なんて言うけど、経験のないことをどうすれば自分の身近な問題として取り上げられるのかな。それとも、所詮、未経験のことは分からないので、はなから理解しようとはせず、知識の一つとして聞くだけでいいのかな。

皆どうしてるんだろう。



忘れられないこと

忘れられない出来事って人には1つはあると思うけど、俺の場合は今年の3月に4年間お世話になった会社を退職したとき。


銀行員として2部署を経験したが、お世話になった人も多くはなかったので、一人一人にメールでとりあえずのあいさつ文を送ることにした。
最初は面倒だと感じたけど、いざ書き始めてみると、普段は忘れてた社会人1年目の礼儀知らずだった頃や理不尽なことで怒られたこととかいろんな思い出が蘇ってきた。

『こいつ、事務が細かくてうぜぇ~、なんて思ってた奴』
でも、彼と一緒に仕事をしたお陰で、正確な事務を行うことで、後任の人への引継ぎが簡単にできること・・・。

『プレゼン資料のページ番号が一部抜けてて、1時間も怒った奴』
でも、どんな良い資料を作っても、誰もが気づくような単純なミスをしてたら、やっぱり信頼度は落ちてしまうこと・・・。お陰で、資料の見直しを徹底してやる癖がついた。

あいさつ文を書いてくうちに、今の自分の仕事の進め方は、それまで関わって来た人たちの仕事ぶりを少しずつ取り入れていることに気づいた。 今更だけど、いろんな人との仕事を通じて、直接的間接的に多くのことを学び、今の自分が形成されてきたことを認識した。

仕事に成功したときは、自分だけが表彰されて、自惚れてしまったときもあったけど、今までのこういった方々すべての出会いがなかったら、今の自分はなかったこと。 正直、忘れてた。

尊敬していた先輩が会社を辞めたときに 『人間は、謙虚であること』その心を忘れるな! って最後に言ってくれたこと。その意図があいさつ文を書いて、初めて実感できた。

退職することで初めてその事に気づくなんて。。。今までお世話になってきた人たち、またこれからお世話になる人たち。その出会いを大切にし、決して自惚れることのない自分に成長していきたい。