芸術作品のメッセージ | Duke大学 International Development Policy/国際開発政策学部

芸術作品のメッセージ

転職活動のため上京した友達と日テレでやってる岡本太郎の『明日の神話プロジェクト』を見てきた。創造力をおすそ分けしてもらえるみたいで芸術作品に触れるのは好きだ。私の場合、製作者の意図を共感できない場合がほとんどで、画像の「明日の神話」もその一つ。

原爆の炸裂する瞬間をモチーフとして、未来に対するメッセージを描いたものとのこと。個人的には、原爆というイメージより、何か強大な力に対する内面での葛藤という感じを持った。(まぁ人それぞれか・・・)


今回の企画の素晴らしさは、絵自体にもあるが、なんと言ってもショーケースに入っているわけでもなく(巨大ということもあるが)、厳重な警備があるわけでもなく、大英博物館のように、間近でナマの絵を鑑賞できること。ガラス一枚通して見るより圧倒的な印象をもつ。こんな機会って日本では少ないと思う。8月末までやってるそうです。夜遅くまでOPENしてるみたいなんで、よければどうぞ。


また、汐留のアド・ミュージアム東京で「日本の広告史」をやってました。メッセージ性のある広告がたくさんあったのでその中の一つ。WWFのパンダの目を逆さにして、自然破壊に怒っているもの。カワイイでもなんか寂しいし怖い。