豚さんを連れて散歩するひと⁉️ | 台湾で起業して頑張る中高年オジサンの徒然

台湾で起業して頑張る中高年オジサンの徒然

天安門事件(1989年)には北京に駐在、その後、広州、北京、シンガポール、台北、上海と中華圏を30年間渡り歩き、2019年9月無事にサラリーマン定年退職。これを機に台湾台北で起業、第二の人生を奮闘中。中華圏ベテランオジサンの目線で見た日々について綴ります。

『猪突猛進』とはよく言ったもので、私は1959年イノシシ年生まれで良いか悪いか別として性格を割りと言い当てています。日本でイノシシ年でも、中華圏では何故かイノシシはブタを意味しますので、中華圏での私の干支はブタ年になります(笑)。

 

ところで…

 

私が広東省広州市に駐在していた今から30数年前のことです。事務所の車両が高速道路を走行していた時です。前から何やら幾つかの黒っぽい物体が逆走して迫って来ました。その大きな物体が豚であることに気付くのに時間は要しませんでした。

 

養豚場からの運搬車両の後部柵鍵が外れたのか、次々に豚が飛び出して“猪突猛進”の如く大脱走しているのです。運搬車両の運転手は車両を停めて、豚を追い掛けていますが何せ場所が場所ですし、一人では捕獲しようもありません。屠殺場前の豚の最後(最期?)のあがきでした。

 

さて…

 

台湾では肉と言えば豚肉を指すことは、前々回の鲁肉飯のブログでも書きました。農耕民族を起源にもつ台湾人の中には牛を大事な農耕具として使用していたために、牛肉を一切口にしないひとは農民でなくても結構多いのです。

 

ところがです。

 

台湾人の中には豚さんを大事にしている一般市民もおられるようで、先日、ランニングの帰りに偶然にも豚さんを連れてリール付きで悠然と散歩している方に遭遇しました。


最初は犬の散歩かとも思いましたが、ビックリするほどの大きさでした。子ブタが成長してこんなに大きくなったのか、これだけデカいと毎日の餌はどうしているのか、将来?どうするのか思わず訊いてみたくなりました。コレもペットの類いでしょうか?