旧正月も過ぎこの時期にしては気温が低く14℃、風も冷たく体感的には10℃ぐらいに肌寒く感じるこの日、スタンダードチャータード銀行主催のハーフマラソン大会に出走しました。元旦のマレーシアKLマラソン以来で、2024年最初の台北での大規模大会でした。
台湾のマラソン大会は交通規制で開始時刻が早いのが難点です。スタート時刻は6:10、制限時間3時間半です。数か所の関門と制限時間が設けられていますので、それをクリアして9:40までにゴールを目指します。
正月のマレーシア旅行と旧正月の沖縄旅行で若干の体重増となりました。この日の為にランニングと軽い糖脂質制限を実行して何とか昨年末に近い体重に戻しましたが、雨中ランニング中に足を滑らない様にと無理したせいで右足首が軽い捻挫になりました。
これがスタート時点で懸念事項でした。出だしは周りの若いランナーにつられない様に突っ込まず抑え気味に、折り返し地点でも足首の感触を確かめながら抑え気味に、そして、最後までいつも通り冷静に抑え気味に、最後は制限時間以内無事ゴールとなりました(笑)。
(偶然にもウエアと記念タオルがマッチコーディネート)
さて・・・
帰宅すると、NHKではパリ五輪マラソン競技の残り一枠選考を兼ねた大阪マラソンの最中でした。結果、トップはウガンダ招待選手を押さえて大学3年生選手が初マラソン新記録で優勝でしたが、パリ五輪への設定記録に届かず次週東京マラソンの結果により残り一枠の行方が決まります。
ところで、この代表選考会でとんでもないことが起きました。有力選手の一人の計測ICチップが途中でシューズから外れてしまったそうです。このICチップがないと正しい選手の途中記録さえ測定できませんから大変な事件です。
普通、マラソンレースにはシューズ紐に装着するタイプとゼッケン裏に付いているタイプの2種類のICチップが有ります。私の大会では前者のシューズ紐に装着するタイプでした。ゴール後に回収するとICチップ代が戻る仕組みです。次回の大会のためにICチップ内容を消去して再利用するのです。大会により正しく計測するかどうかゼッケン受領時に試稼働してくれる場合もあります。
ICチップが外れてしまった肝心の選手ですが、慌ててコースを戻って拾ったそうです。当然ですが、数秒で何十メートルも走る一流選手のこのタイムロスと動揺は大きい筈です。
私はこれまでICチップが外れた経験は皆無ですが、仮に外れても余裕で拾って再走しますが、それ以上に老眼なのでICチップを路上で見つける方が大変そうですけどね。