勝利の神社、東郷神社で参拝! | 台湾で起業して頑張る中高年オジサンの徒然

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天安門事件(1989年)には北京に駐在、その後、広州、北京、シンガポール、台北、上海と中華圏を30年間渡り歩き、2019年9月無事にサラリーマン定年退職。これを機に台湾台北で起業、第二の人生を奮闘中。中華圏ベテランオジサンの目線で見た日々について綴ります。

ワタシのビジネスダイヤリーの中には一枚のセピア色の写真が御守りと一緒に入っています。写真裏面には、“昭和3年5月赤城艦上にて”と万年筆で書かれています。今から90年以上も前の物ですが赤城とは空母赤城の事です。


写真右手から4人目の毅然とお座りになっている白髭のご老人は、日露戦争日本海海戦で帝政ロシアのロジェストヴェンスキー中将率いるバルチック艦隊を撃滅させた「東郷平八郎」元帥海軍大将の御歳80才のお姿です。ちなみに、写真左手1人目がワタシの爺さんで、当時は連合艦隊司令部付き少佐でした。

この日、ワタシが諸用で一時帰国していた空いた時間でジョギングがてら都心原宿に有る「東郷神社」を参拝しました。上述の通りにバルチック艦隊を撃滅させた事に因んで建立された「勝利の神社」として受験生を始め数多くの参拝者が訪れます。


ワタシも定年退職して台湾台北で起業したので、ビジネス成功と勝利を祈願したわけです。勝利のお札と呼ばれている物も頂きました。ビジネスの世界も一種の情報戦ですから、是非勝利にあやかれる様にダイヤリーに大事にしまいました。


ちなみに東郷平八郎は薩摩藩加治屋町(鹿児島市)の生まれであの西郷隆盛や大久保利通など維新の立役者のご近所で、彼らから薫陶を受けて成長しました。この小さな町は明治維新から勃興期に掛けての偉人を多数輩出した奇跡の場所でもあります。写真は一昨年鹿児島マラソン大会翌日に散策した際のものです。