超神速の秘剣『火産霊神』【るろうに剣心】 | イマジンテラー

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るろうに剣心には初登場にも関わらず不発で終わってしまった不幸な技がいくつかある。

瞬天殺や火産霊神(カグヅチ)だ。

どちらも天翔龍閃に競り負けてしまった。

 

 

瞬天殺は縮地という超神速の突進を最大限に生かした抜刀術でありその圧倒的な速度で相手を瞬殺することが可能であると容易に想像できる。

では火産霊神(カグヅチ)はどうだろうか?

 

無限刃の発火能力を最大限に開放した攻撃という以外は特に情報がない。

だが火力を考えると壱の秘剣『焔霊』よりは威力がありそうだがそれ以外の特徴が不明だ。

以前にも秘剣に関して少し述べた(参照)が奥義たる特性は何かしらあるのだろう。

 

だがこの火産霊神(カグヅチ)は実はかなり速いことがわかった。

元々志々雄真の剣速はかなり速い。

 

 

初めて焔霊を見せたシーンでもわかるように剣速はかなり速いことはわかる。

そして天翔龍閃の要である左足をしっかりと判断し、対処できる反応速度は持っている。

 

 

また頭脳も同等ということなので先読みの速さももちろんあるだろう。

 

 

身体のこなしの速さは分からないがこの2点を持っているので通常でも飛天御剣流の神速とまでいかなくてもそれに近い速さは備えていると考えて良い。

 

 

そして本題である火産霊神(カグヅチ)はその速さがしっかりと表現されている。

まず天翔龍閃の1撃目を捌いている。

 

 

その後鞘の鯉口で無限刃の刃を鍔元から切っ先まで走らせ発火。

 

 

その間超神速で動いている剣心の体の変化はほとんどない。

 

 

仮に天翔龍閃の1撃目が捌かれたことで速度が鈍ったのであれば2撃目の威力はそこまで出ないはずだ。

 

 

つまり速度低下はほぼ無いとみて間違いない。

 

とういことは火産霊神(カグヅチ)はそれだけ速いということではないだろうか?

つまり火産霊神(カグヅチ)とは高火力の超神速焔霊なのだ。

 

しかしこれだけの高火力だと手袋に引火して自爆紅蓮腕にならないか心配ではある。

予想外の手袋の爆発で無限刃を落としてしまったら目も当てられないだろう。

なので多用は控えるべき秘剣であることは間違いない。