るろうに剣心に登場する架空の流派・飛天御剣流。
その奥義が
天翔龍閃は超神速の抜刀術であり、通常の抜刀術と違い抜刀の際に左足を踏み込むことによって更に威力と速度が増す神業だ。
また飛天御剣流の特徴である二段構えを備えており、一撃目の抜刀による真空を利用した
ところでこの天翔龍閃は使用者次第で強弱緩急をコントロールすることができ、また心の持ちようで威力が変わる難しい技だ。
そして当然相手の状況によっても威力は変わる。
そこで今回は天翔龍閃がどのくらいの威力を発揮したかを検証してみたい。
対比古清十郎
初めて放った天翔龍閃だ。
死を目の前にして放った天翔龍閃は恐らく手加減なしだろう。
また比古清十郎の九頭龍閃という突進技への交差法だ。
恐らく作中最も威力が出た天翔龍閃の一つだと思われる。
それで吹き飛ばない比古清十郎はさすがと言ったところだ。
対四乃森蒼紫
実戦で初めて放った天翔龍閃だ。
回天剣舞六連の後の先の返しで使った。
特に突進系ではないので威力は通常通りだろう。
対瀬田宗次郎
以前も述べたが、縮地という超神速の突進のカウンターなので威力はトップクラスだろう。
対志々雄真
初めて真空の吸い込みを利用した二段攻撃の天翔龍閃だ。
真空吸い込みと回転による踏み込みで通常よりも威力は上がっているはずだ。
だが志々雄は吸い込まれないようにブレーキをかけているので交差法としては十分に威力を出し切れてはいないだろう。
対参號機夷腕坊 猛襲型(外印)
夷腕坊の装甲がかなり威力を削いでいるので威力は激減しているだろう。
だがそれでも中の外印は相当効いたようだ。
対雪代縁
1度目は不発だ。
2度目も縁に当たったわけではない。
だが2回目は虎伏絶刀勢でも踏ん張りきれないほどの真空の吸い込みが強かったので威力はかなり強かったはずだ。
さて、ざっと見てみたがやはり対比古清十郎と対瀬田宗次郎ほどきれいにカウンターで天翔龍閃が決まったケースはないだろう。
二撃目は隙きを生じない為の技であって本来は一撃目で完璧に仕留めるのが正解なのだろう。