ダイの大冒険に登場する大魔王バーンの側近魔影参謀ミストバーン。
彼が使用する技にビュートデストリンガーというものがある。
これは爪を高速で伸ばし相手を貫いたり絡め取ったりする技である。
だがちょっとまってほしい。
ミストバーンは本来肉体を持たない暗黒闘気の集合体であるミストがバーンの肉体に宿った存在だ。
ということはその爪はバーンの爪ということではないのか?
そうなると本来のバーンも同じ技が使用できるのだろうか?
似たような技で指をブレード状にしたデストリンガー・ブレードという技もある。
真・大魔王バーンがこの状態でカラミティエンドでもつかったら凶悪過ぎないだろうか?
だが結局最後まで使っていないところを見るとミストバーン専用の技のようだ。
その証拠に下のシーンを見てほしい。
これがもしバーン本体の爪だったらその肉体を傷つけたヒュンケルに対して素顔を見るよりも前に激怒するはずである。
何より「凍れる時間の秘法」を使用してるはずの肉体が伸びたり切れたりるのもおかしい。
つまりバーンの肉体の一部ではないことは確かなのだ。
ではあの爪の正体は何であろうか?
気になるのはミストバーンだけが指サックのようなものをはめていることだ。
もしかしたら指だけでなく手全体をカバーするガントレットかもしれないがモノクロなのでわからない。
このシーンだけ左右の後ろ髪の長さが違うのは何か秘密があるのだろうか?
しかしバーンには特に手に何か着いているような描写はない。
つまり何かしらの装備と暗黒闘気の組み合わせであの技が実現していると考えてよいのではないか?
指サック(ガントレット)の正体が闇の衣の一部なのかそれとも別の何かかは不明だ。
出典:ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト
念の為カラーの画像を探してみたところ他のメディアに出張しているミストバーンは確かに腕全体が覆われているよだ。
はやり誰も触ることが許されないのは素顔だけでなく手も同様だった。
それにしても闇の衣は裾が長すぎではないだろうか?
あんなに長いと扉に挟んで転んだり犬の糞に気が付かずに汚れてしまうことだってないとは言い切れない。
もし犬の糞が付着した状態で
いやもしかしたら伝説の武具が自動的に修復できるように闇の衣も汚れやほつれは自動で回復するのかもしれない。
ただでさえ許可なく脱げないのでクリーニングしなくても大丈夫な仕様にするのは当然のことだろう。
だがそれにしたってすぐに回復とはいかないだろう。
物語の進み方が違ったら天空に浮かぶ