帰熊。大きな宿題 | 「無私」200%NPO的生活

「無私」200%NPO的生活

NPO法人青年協議会代表 上村 剛のブログです。

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熊本に戻ってきました。

今回、大きな使命を二つも背負ってます。

一つは0円サマーの受け入れ体制を確立させるため。

もう一つは運営資金をどうにかするためです。

一つ目は優しい熊本県民に囲まれてますから、

善意を無駄にしないようにコントロールすることだけで、

なんとか乗り越えることができます。

問題は残るもう一つ。

街頭募金でいつまでも運営できるはずがありません。

現に震災直後と比べると、一日頑張っても3分の1くらいになり、

口座残高はスカスカです…

小幡さんは自営業なので「いざとなったら建て替えます」と言いますが、

それだけは…

そんなの長続きするはずありませんし、

集まった資金で活動しないと「自分がやってる」と勘違いする第一歩です。

あくまで「皆さまのおかげでやらせていただいている」というのを芯に持つために多額の個人建て替えは避けるべきです。

せっかく「定款無し会長無し」で作った走馬会の良さが薄れてしまいます。

でも募金は集まらない…

ふー…

やるか…

継続事業、新規事業ともに沢山抱えてますが、

小幡さん、修也、力也、直美さん、あゆみちゃん、そして遊楽のみんなの力を信じて、

自分は「継続して活動できるシステムつくり」に労力を割かないといけません。

前に進むために、まずは今まで活動を続けれたことを感謝するために御礼、

それも自分からだけじゃなく、自分が支援したことで拾った被災者達の笑顔も一緒に。

3月22日に熊本を出発して4ヶ月以上…まだまだ全然休息はとれないみたいですね…

全国の先輩方々…どうかお知恵を拝借お願いいたします。

上村剛…今回0円サマーでたくさん辛い想いをしました。

バスの予定を飛行機に変更したことで予算を圧迫し、

200人を50人に減らさなくてはいけない過程で、

たくさんの救いを求める手を振り払わなくてはいけませんでした。

子供達の健康に影響が出始めてる現状メールも沢山来てて、

そのメールにお断りの返信をするのが言葉にできないほど辛かったです。

私のボランティアに対する姿勢は「あるものでどうにかしよう」で今まで頑張ってきましたが、

今回ばかりは「お金があれば…」と情けなくなってしまいました…

お金があれば…なんて想いをしたくないと7年前にNPOの世界に飛び込んだのに、

そのNPOでも「お金があれば…」と思わされるなんて…

大抵のことは「あるもので」と済ませるのですが、人の命、特に子供達のとなると…

お金のせいで無力感を感じるのは…

上村剛…まだまだ修行が足らないみたいです…



【募金専用口座】
肥後銀行 宇土支店 普通 1696870
口座名義:特定非営利活動法人青年協議会 理事 上村 剛(ウエムラ ツヨシ)

皆さまからの寄付金だけで運営しています。
どうか御協力お願いします。