二人三脚、対等な関係 | ぽんずのブログ

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バレーボールを中心としたスポーツ、音楽を中心とした芸術、日常で感じた事など、マイペースに綴っていきます

先日ある方に、
「そういう考え方がいい」
と支持していただいたことを記事にしておこうと思いました。

私は基本的に
「相手と二人三脚」
「誰とでも対等な関係でありたい」
という気持ちがあります。

例えば
「〇〇が痛い」
「〇〇が良くなりたい」
といったニーズに対して、
こちらが一方的に話を進めるのではなくて、
お互い協力して高めていくのが理想だと思っています。

自分の知識や経験だけでは限界があるので、
ご本人の感覚も伺いながらやっていく方が効率が良いとも考えていますし、

私は相手の身体の責任を持つのは最終的には相手だと思うので、

相手がどうしたいか、何をされたくないかは1番大事にしたいと思っています。
(「お任せでお願いします」というのも全然大丈夫です。)

一般的に
「トレーナー」
と呼ばれる方は、
「あなたのパフォーマンスが良くなるにはこれをすべきだ」
と指示をするイメージがあるのですが、
私は
「そういう事はしたくない」
という気持ちがあります。

「それが出来るぐらい能力を高めることが1番理想なんだろうな」
と思いつつも、むしろ
「僕はこう思うのですが、あなたはどう思われますか?」
という形を意識しています。

なので
「トレーナー」「治療家」
とか肩書きも一応ありますが、
「1人の人間」
として見てほしいという気持ちがあります。
(一般的に想像されるトレーナー像、治療家像とはけっこう違うと思うので。)


「セラピスト」「トレーナー」

「患者さんやクライアントさんより上に立つべきだ」
と言われた事もありますが、
私はそこに上下は無く
「対等」
だと思っています。

もっと言うと、

指導者と選手

先生と生徒

先輩と後輩

店員と客

有資格者と無資格者

年上と年下

など、全て上下はないと思っています。

 

上下はないと言うか、お互い対等な関係で、

お互いリスペクトを持った状態でwin-winになれるのが理想だと考えています。

 

なので、私は媚びられるのも苦手、媚びるのも苦手、

媚びてほしそうにする人や、恩着せがましい人も苦手です。

 

年下から挨拶しないといけない、肩書きのある人がえらいとも思わない。

むしろ「挨拶したいと思われる人になる」ことが大事だと考えています。

 

 

「セラピスト経営」

として、

「相手の不安をあおってリピートしてもらう」

とか読んだこともありますが、

私は

「相手の不安はなるべくあおりたくない」

と考えています。

 

試合中にケガをした選手がいたとして、

「そのままプレー続行していいかどうかトレーナーが判断する」

とかもよく言われますが、

私はそうは思わなくて、

当事者がそこで無理した場合のリスクを理解した上で、

その選手が

「どうしてもやりたい」

「これくらいならいけそう」

という意志がある場合に

「トレーナーが何とか試合に出られるようにサポートする」

というのが順番だと考えています。

 

監督や周りの選手が

「この人に出てもらわないと困るから何とかしてくれ」

と言うのは順番が違うと考えていますが、

(幸いそういう場面に遭遇したことは未だ無いです。)

ケガをした本人が、

「そういう思いに応えたいから頑張る」

という意志があればそこに対しての後押しはします。

 

 

と、なんとなく普段考えていることを一通り綴る文章になってしまいました笑

 

私はこんな考え方がベースにはありますが、

そうでない方を否定もしないですし、

多様性が認められる社会であってほしいなと願っております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます^^