以前noteの方で、
「スキな3曲を熱く語る」
というお題で投稿したものです。
「歌を聞いて人生が変わった」
話ではありません(^^;
感動話というよりコメディなので悪しからず。。
自分が大学1年生の2月頃、所属していたバレーボール部のOBOG会がホテルで催されました。
そこで余興として女子バレー部の皆さんがダンスを披露することになっていました。
その準備をする少しの時間つなぎとして、男子バレー部の1年生代表3人が一発芸をしないといけなくなりました。
自分は当時、今以上に内気だったので絶対にやりたくないと思っていましたが、
じゃんけんで負けてしまい3人の中に選ばれてしまいました。
「こんな内気な自分が面白いことなんて何もない!こんなんいじめやん!なんで1年生がやらなあかんねん!経験のある先輩がやった方がいいやろー!」
と心の中では嘆いていましたがそれを誰かに言えるわけもなく。。
でもその時に、
「芸ってことは、面白くなくてもちょっと『なかなかやるやん』と思ってもらえればいいか」
と思い直して、
当時ちょっとうまく歌える自信があった
「千の風になって」
を歌えばいけるんちゃうかなと思って、
それをチョイスしました。
そして実際OBOGの皆さんの前で
「千の風になって」
を歌ったら
「なかなかやるやん」
とかでは無く、
予想に反して皆さんめちゃくちゃ笑って下さって。
自分は
何が面白いのか?
なんでみんなが笑ってるのか?
全く理解できませんでしたが、
「あ、仕事が出来たんだな。良かった」
と思ってすごくホッとしたのを覚えています。
さらにその会の最中はあるOBの方が自分の芸を気に入って下さったみたいで、
「もう一回もう一回」
と何回もリクエストして下さって、
「恥ずかしい、もうええやんー」
と思いながらも、まんざらでも無い気持ちもありました。
そこから
「sato=千の風になって」
というのが鉄板ネタとして定着し、
飲み会とかバレー教室とかイベントがあると、
「面白いことをする人」
と認定されたのか、
ムチャブリを振られる機会も多くなりました。
ということで、
「千の風になって」
は、自分の人生を変えてくれた一曲になりました笑
当時は毎回
「人前でネタをやる」
のはプレッシャーだし恥ずかしいし苦痛だという気持ちもありつつ、
「期待に応えたい」
とも思ってたので、頑張ってやっていました。
またそれがきっかけで、人前で歌うことが平気で出来る様になったり、
自分では分からなかった才能?を開花させてもらえたと思うので、
自分の人生を変えてくれた出来事だったと思います。
でも今思い返すと、
周りが自分を盛り上げてくれたことがすごく大きかったと思いますね。
それまでの自分は
「何かした時に馬鹿にされたり恥をかくのが苦痛」
だから、
「人前に出ない」
という選択をすることが多かったです。
けどそういう芸をやった時に、
「あなたは面白い」
「あなたは良い」
「よく頑張った」
とか周りが言ってくれていたことで自信が持てたんだと思います。
もしかしたら周りの方も、
「ムチャブリを振ったからには責任をもって盛り上げよう」
とか思って下さっていたかもしれませんね。
当時の自分を盛り上げて下さった、特に先輩方には本当に感謝しています。
最後までお読みいただきありがとうございます^^