少し前の話ですが、
北京五輪2022のフィギュアスケート、
羽生結弦選手が話していたことについて書きたいと思っていました^^
羽生選手はフリーの演技の前日に
「普通の試合だったら欠場するくらいのケガをしていた」
と、試合後のインタビューで話をされていました。
そこで自分は
「羽生選手がそういう発言をしてくれて有り難い」
と思いました。
(それが試合前だったら「ハラハラして演技を楽しめなかったかも」とかも思いますが^^;)
基本的に世の中は、
「弱音を吐いてはいけない」
「痛いとか言うのは良くない」
「周りに心配、迷惑をかけてはいけない」
「我慢が美徳」
とか言われる風潮があるのかなと思います。
自分もそう思っていた(そう思い込まされていた)ので。
(僕が思っているだけかもしれませんが、そういう体で綴っていきます)
それも確かにケースバイケースで、一理あるとは思います。
でも私は
「弱音」
だったにしろ、
「ただの事実」
だったにしろ、
「そういうことがきちんと受け入れらる世の中になってほしい」
と思います。
今回の件に関しても、
もし
「弱音を吐くな」
と言う人がいても関係ない。
それよりも、
「実は試合前にこういうケガをしていて、こう乗り越えようとした結果こうなった」
「こういうメンタルでこういう練習をした時にこういうケガをした」
という経験は財産であるし、
そこに蓋をしてしまったらもったいない。
その経験は広くシェアされた方が、共通の財産になると思います。
あとは
「あれだけすごく結果を残している人でもそんな苦労があるんだ」
という安心感?
「頑張れば自分も出来るかも」
という勇気をもらえた気持ちにもなったし、
「弱音を吐くなという風潮の中、あれでけ影響力のある方が『ケガをしていた』と発信することで、『それは言っちゃいけないこと』という風潮が変わる」
ことを自分は期待して、
「有り難い」
と思ったのかもしれません。
私は仕事がら
「他人のケガ」
に関わることが多くありますが、
そのたびに、
「それは周りに知られちゃいけないことではないから!」
「ケガをしたから自分の価値がなくなるとかでもないし、ケガをした自分は弱い人間とかでもないから!」
「周りの人からの評価も気にしなくていいから!」
という風に思うことがよくあります。
(自分は昔そう思い込んでいて心が不健康でした笑)
しかも意外と、
「こんなケガしました」
「今こんなに辛いことがあって。。」
と話した時に、
「こんないい方法があるよ」
「自分はこういう風に思うけどなー」
とアイデアがもらえたり、
周りからの愛を感じられたりするかもしれませんしね^^
ケガに関わらず、
自分の弱い部分は見せてはいけないという流れが無くなることを期待するとともに、
自分は
弱い部分を見せても大丈夫な場所
になれるようになりたいなと思いました^^
最後までお読みいただきありがとうございます^^