業界の「花形」を疑う | 個性を活かし合う“最高のチーム”をつくるには?

個性を活かし合う“最高のチーム”をつくるには?

人間はマシンじゃない。標準化された工業製品じゃない。
だから大変。だから面白い。そんな仲間と働きたい。
そんな仲間をつくって欲しい。

 

 

***(ドラッカーの言葉)***

 

マネジメントとは、

事業上の多様なニーズと目標をバランスさせることである。

そのためには判断が必要である。

一つの目標だけを探求することは、

つまるところこの判断を不要にするための

魔法の公式を求めることである。

 

(現代の経営(上) 第7章 事業の目標~「唯一の正しい目標」の誤り)

****************

 

多くの企業で新サービスの開発や

さらには事業の転換が求められている昨今。

 

それまでの業界の思考パターン、行動パターンが

新事業や新サービスの立ち上げを阻害する、

というお話を伺いました。

 

例えば・・・

 

不動産仲介業では、一つの物件にかかる手間は大してかからないから、

大型高額案件を欲しがる。

大型高額案件に関わることが、花形。

でも、そうすると

一発大穴逆転勝負のような営業活動になってしまい、

収益の安定性が阻害される。

 

テナント賃貸業では、

坪あたり売り上げなどの坪効率を基準に入居判断をする。

テナント料が大きいお店が入った方が収支が良くなるから。

でもそうすると、

集客力ある店子であっての排除する傾向があるらしい。

その集客力でテナント全体の収益力があがるとしても。

 

これは、

グループ企業別の損益や、

部門別の損益ばかりが重視されると、

企業やグループ全体の収益性よりも部分最適化が起こるというのも同様。

この場合は、始めたばかりの新事業よりも、

まだ売り上げボリュームの大きい衰退事業の方が花形だったりすることに

似ています。

 

企業内の会計の問題には、別のアプローチが必要ですが、

対処できるはずのことです。

 

しかしそれ以上に、

業界全体の昔の認識や価値観の方が根が深い。

 

気づかぬうちに、当たり前のように行っている判断。

 

その判断が全体に影響する。

その判断が未来をつくる。

 

知らず知らずに行っている判断と、その判断基準。

みなおしてみましょう!

 

***(今日の質問)

 

Q:あなたの業界では、どんな仕事が花形ですか?

 

Q:なぜその仕事が花形になったのでしょうか?

 

Q:古くなってしまった「花形」を手放すと、どんなビジネスが生まれますか?

 

 

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