室礼〜節分(櫻撫子スタイル)〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

包み結び 櫻撫子のブログ

包み結びから知る和の伝統文化

2月3日(月)は、節分。

 

節分の翌日は立春。

 

暦の上では冬が終わって、春がやってきます。

 

現在では立春の前日の節分がよく知られていますが、立夏、立秋、立冬の前日も節分で季節が変わります。

 

かれ目だから、節分❣️

 

立春の前日の節分では、豆をまいて鬼を追い払います。

 

節分の室礼〜櫻撫子スタイル〜

 

立派な柊の枝が手に入ったので、節分の室礼を💕

 

〜リビングでの節分の室礼(櫻撫子スタイル)〜

 

我が家のリビングのサイドボードの上にしつらえました。

 

豆まきの準備ができたところです。

 

〜鬼瓦〜

 

私の学ぶ室礼では、炒った豆ではなく、生(乾燥)の固い豆を節分で使います。

 

生の豆は、固く、何よりも生きていますから炒った豆よりもずっと「力」があります。

 

豆まきをした後の豆は、炒って「福豆」として食します。

 

〜鬼瓦〜

 

枡に盛られた豆の中で不敵な笑いを浮かべる鬼(瓦)。

 

もうすぐ、豆やすりこぎ(あたり棒)、柊の枝で追い払われるとも知らずに…

 

今回は、鬼瓦を鬼に見立てて…

 

ここでは鬼は、寒さ、病気、貧乏、不運、寒さなどの負のイメージとして捉えられますが、そもそも鬼瓦とは…!?

 

鬼瓦とは、屋根の棟の両端に用いる鬼の面をかたどった瓦。

 

厄除けと装飾を兼ねたものだそうです。

 

不思議ですね、悪いイメージ(負)の象徴としての「鬼」が、厄除けとしても扱われるのは…

 

物事には二面性があるということでしょうか?

 

鬼が持つ力強さが逆に厄除けとして「鬼をもって鬼を制す」ような考え方になったのかもしれませんね。

 

そんなことを思いつつ「福は〜内、鬼も〜内」という掛け声もありかしら…などと考えてしまいました〜♪

 

 

インスタもよろしく♪

https://www.instagram.com/naomi.suda/

 

ランキングに参加しております。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村