毎年、結びの11月のお稽古では、来たる年の干支の結びを学びます。
ということで、今月の結びのお稽古は、来年の干支「酉」の結び♪
〜酉の結び〜
白い紐で結んだので、これは「白色レグホン」?
赤茶色の紐で結べば「名古屋コーチン」?
濃い茶色の紐で結べば「比内地鶏」?
ついつい「酉」ではなく食用になる「鶏」を連想してしまう私でございます…
ところで、9月から結んでいた「十全結び」を入れた飾り結びが、ようやく完成したので、ちょっとご紹介♪
〜飾り結びの完成〜
この結びについては9月のブログでもご紹介していますのでご興味のある方はクリックしてくださいね♪
そして、この飾り結びの最後に結んだ結びは「蜷(にな)結び」
〜蜷(にな)結び〜
コイルをくるくる巻いたような結び、これが「蜷(にな)結び」です。
「蜷(にな)」とは、巻貝の総称だそうです。
「蜷結び」は、その結んだ形が貝の「蜷」に似ているからそのように呼ばれていると言われ、古くから服飾や調度品に広く使われてきたそうです。
檜扇の六色の飾り糸や、葵祭りの斎王代の髪飾りの飾りひもにその結びを見ることができます。
斎王代の髪飾りの飾り紐は「日陰蔓白糸結び(ひかげかずらしらいとむすび)」と呼ばれる白色の組み糸で、神事の際には物忌みのしるしとして、使われるそうです。
ご興味のある方はネットで検索してみてくださいね♪
〜オブジェとしての飾り結び〜
「結び」を壁面などを飾る「飾り結び」以外の見せ方はないかと思案中です。
あえて、アート作品のように置いてみました。
ここに何かを加えて新しい結びの使い方を考え出すことができれば、面白いと思いますが…
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