もうすぐ、新米の時期ですよ! | 小さな農家の愛あるお野菜の八百屋つたえびとの嫁のブログ

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泉州や和歌山の小さな農家さんの、愛がたっぷり詰まった美味しいお野菜をお届けいたします⭐️
それ以外にも子育てのことや日々の徒然を綴って行きます!

おはようございます!



小さな農家の愛ある野菜をお届けする
Tsutaebitoです!



いつも見て下さりありがとうございます✨


随分久しぶりの投稿になってしまいましたが…
皆さまいかがお過ごしでしょうか。



日中の暑さはまだ残りますが
気付けばもうすっかり秋ですね。







さて秋深まりますと
ついに新米の時期です。





Tsutadbitoで販売させて頂くお米は、




農薬を使わずにお米を栽培されている
お米「あきまさり」
のみです。



なぜこの一種類に絞るのかと
言う理由は
移動販売というスタイルで
何種類も在庫を持てないという
単純な理由も一つですが、




毎日食べるお米として、
このお米は最高だと感じているからです。


「あきまさり」は
コシヒカリなどのように
もっちりしすぎず
甘みが強いわけでもありませんが
毎日食べていても
食べ飽きない馴染みやすさがあります。




そして
Tsutaebitoの野菜やお米は
美味しく、栄養価も高く安心して食べられるように
出来るだけ農薬不使用のもの、
であること



新鮮なものをお届けするためと、
農家さんのお人柄や、
栽培方法などがわかるように
直接取りに行ける地元産のものであること



を、大切にしています。




ゆにわの里は
自宅からも近い堺市の米どころ
上神谷にあります。




しかも
農薬だけでなく
動物性肥料も完全不使用。




土に施すのは米ぬかと発酵堆肥、
薫炭のみです。




普段何気なく食べているお米、
私たち日本人には
欠かすことのできないお米。




ゆにわの里で、
種蒔きから収穫までの作業の
手伝いをさせて頂き、
お米の栽培の様子を間近で見せて頂いて




農薬を使わないということが
いかに手間がかかることか。




様々な経験を経て得られた技術と、
知恵を絞りながら、




気まぐれで絶対的な
自然の力の前に
時にはうまく迎合し
時には耐え忍び



やっとの思いで
私たちの手元に届くのだと
わかりました。




米作りの始まりは5月。
お米の種を蒔く前に、
種もみを60度のお湯で10分温湯消毒します。

こうすることで
細菌やカビなどが原因の
様々な病気を予防することができます。




消毒の後冷却し
小さな芽がでたら種を蒔いて苗づくりです。






芽が伸びてきたら
水につける。
虫にやられないように細かーいネットをかけて…


この間に枯れてしまうことも。
とっても気を遣う時期なのです。


青々と成長したら
6月に田植えです。



田植えする前に、
田んぼに米ぬか、発酵堆肥と
土質改善のための薫炭を施しておきます。




一般的な田んぼは
雑草が生えたら何度も耕して、漉き込んでしまいますが、



ゆにわの里の田んぼは
強い稲を作るために
必要以上には耕しません。




なのでタイミングが大事です。
晴れの日がどれくらい続くか、
雨はいつ降るか、
天気を見ながら、雑草が成長しにくいタイミングを見計らいます。




そして代掻き、
いよいよ田植え。


強く太い株にするため
株感は広めに。




植えたばかりの稲を食べる
くそジャンボタニシ。
ある程度大きくなるまでは
食べられてしまったら手で植えなおし、
また植えなおし。

いたちごっこです。💢

暑い暑い夏の間は
とにかく草取り。
取っても取っても、生える雑草。




農薬を使いたくなる気持ちは
痛いほどわかります。




今年は代わる代わる訪れる台風によって
何度も危機にさらされました。




やっとのことで
収穫を迎え、
間もなく新米が、
私たちの手に届けられます。




どうぞ楽しみにしていてくださいね✨




素晴らしい技術があっても、
目に見えない苦労があっても、
消費者が必要だと思い、
それを選ばなければ残っていくことは出来ません。




農薬の害や
国内自給率の低下などを知ったとしても




外国産の野菜や果物、お米などを
消費者が選んで買えば
日本の農業は衰退します。
それは当たり前の流れです。




消費することは
選択することであり
応援することなのです。





今日も素敵な一日をお過ごしくださいね✨