砂時計 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


砂時計の思いで


小学校の低学年の頃、砂時計がめずらしく、いつまでも見ていると

父が「あまり見ると砂になるぞ」と言ったけれど、最後には砂時計を

こわしてしまった。

砂は細かく対馬の浜砂の砂とは大違いの記憶がある。

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砂が落ち始める瞬間が好きで、今でも最後は飽きてしまう。

この砂時計は考え事をするとき視線の合わない目で見ている。

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赤いのは5分計。それでも最後まで待てない。

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砂が落ちてしまない内に、途中でまたひっくり返す。

こんな時は考え事しているときで、いくら悩んでも考え込んだ姿は無く

「大きく息を吸って~はいて~」とのぼせてみる。

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温度計と湿度計。

夢がありそうで求めた。

大人になったのか むやみに解体するのは無くなった。

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それでもトウメイのキャップを外して中を見てみたい。

子供のころ 知らないことを尋ねると「しつこい」とよく怒られた。

何でも納得したい性格が、今でも残っている。

そんな自分に嫌になったりしながら。それでも納得するまで。