転院の日 | 父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

膵臓ガンで闘病中の父の事など日々の事を書いていきます
登山とカメラが好きです 載せている写真は自分で撮ったものがほとんどですが 私が写っている写真は旦那様が撮ったものです

転院する日の朝
主人と私で 父を迎えに大学病院へ


この病院では この6年半いろんな事があった…

車まで看護師さんが車椅子を押してくれた 本当に みんないい人達でした

車の中
父が 「次の大学病院の診察日は いつだ?」
と聞く
私は 今度の病院で これからは診てくれるから大学病院まで わざわざ行かなくてもいいんだよ〜
と言うと
なんだか 歯切れの悪い返事をする

  昼の父は しっかりしていて 転院先の病院は もうだめな人が入るんだろ?とか 答えにくい質問をする……

私が そんな事ないよ!今の状態だと 家には帰れないから まずは左の痺れが良くなるまでは この病院で見てもらおうね!と言う

 ただ…何となくは感じているようで 表情は 沈んでいる……

何が正解なのか 正直わからない……


転院の病院で 父を看護師さんに託して
 担当の看護師さんと主治医の先生と面談する
主治医の先生は大学病院にいた事もあり 大学病院の主治医の同僚でもある
 だから 父も安心していた

 昼ごろに全てが終わり 緩和病棟は一階なので 窓越しに顔を見て電話で話すと
父が
「今からラーメン食いに行くべ!!」
と冗談とも本気とも分からない事を言った

先日も 携帯は電話機能しか使えないのに
さ◯えの家に上寿司を頼んだんだ!とか ありえない事を言っていたので 受け流す……


半日だけだけど ドッと疲れた……

でも とりあえずは ホッとした

父から夜に電話が
くるまでは………………