葛藤 | 父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

膵臓ガンで闘病中の父の事など日々の事を書いていきます
登山とカメラが好きです 載せている写真は自分で撮ったものがほとんどですが 私が写っている写真は旦那様が撮ったものです

転院した日の夜
夕飯を食べて 部屋に行くと父から着信あり
かけ直す

「どうしても我慢できない事があった 
スリッパを左右反対に履かされたり 動かない左足を叩かれた 
さっき 先生と担当看護師が謝りに来た」と…………

何て言っていいのか……
「いろんな人がいるからね でも担当看護師さんは いい人だし わざわざ先生も病室に来て
自分の指導が悪かったって謝ってくれたんだよね? 」


でも どうにも沈んだ父の声…
時間は8時
「夕飯は食べたの?」と聞くと
昼が遅かったから 今からだと言うので
 今日はもう遅いし 疲れているんだから 夕飯食べて もう寝るように諭す…


 初日から…
どうしていいかわからない

そして今日

母からも お父さんが可哀想で 共倒れしてもいいから 家で看れないか?と言われる……
父からも 身体を拭きますか?と聞かれて お願いします と言ったのに
結局 拭きに来てくれなかった
と言われる……


これは…… 父の脳転移は感情を司るところに症状がでる…と聞いてはいるが……


それなのか?? それとも??

判断ができない
介護認定も受けていない 今の状態では 家に帰る事なんてできない…
それこそ 共倒れだ……
とりあえずは明日 市役所で介護認定の申請が早くできるか確認して…

木曜に病院に行き 状況の確認だけは しようと思う

病院を責める とかではなく 父から聞いた話だけじゃなく 相手からの話も聞きたい 
もしかしたら 全くの誤解からかもしれないし…
脳転移で感情のコントロールができない状況なのか?被害妄想になっているのか??

父の あんな悲しそうな声は初めてだったからショックだ……

怖くてナースコールも押せないし トイレにも行きたいと言えない
と言う父…………




退院は どう考えても無理だけど
PCRを受けての外泊は出来るので 外泊中の訪問看護が受けられれば 父の気持ちも もう少し前向きになるのかな…と
 介護認定が早く受けるか…市役所に行ってこようかと思います