学ぶことと、気付くこと。 | おおつる 求 ブログ

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みんなちがって、みんないい。
大津留が見た・聞いた・感じた・考えた事を、徒然なるままに。。

先日、アイ愛センターで行われた

パラスポーツ

「ブラインドテニス」体験会。

 

 

 

 

 

鈴が内蔵されたボールの

バウンド音を頼りに、

宙にあるボールを

相手コートに打ち返す。

 

 

 

 

ボクもやってみたけど、

距離感がまったく分からない。

 

 

視覚に障害のある方の体験プレー。

ボール拾いをしながら、

色々なことを考えた時間だった。

 

 

 

 

練習時間を少し延長しようか、

とコーチから提案があった。

 

 

皆さん、楽しそうだったので、

二つ返事で「やる!」と思った。

 

ただ様子を見ていると、

体験参加者は少し戸惑い気味。

 

疲れたんかな、

楽しくなかったのかな、

とボクは思った。

 

休憩後、みんな残っていた。

そして楽しそうに体験を続けた。

 

 

その時、気が付いた。

皆さん、自分では決められない。

ガイドヘルパー等に確認がいるから。

会場へ一緒に来たので当然だ。

 

 

 

 

視力に障害があると言っても、

その程度や困難さは、みんな違う、

という当然のことも、

「カーテンを開けて欲しい」

「左側に来ると無理」など

プレー中の会話で理解した。

 

そりゃそうだよね。

 

 

 

 

コーチ・ボランティアの方々。

 

他人と比べて、では無く、

その人が少し前より上達したか、

という視点での声掛け。

 

必要あれば手伝ういという感覚。

心地よい雰囲気。

 

こんな方々が増えたら、

生きやすい社会になるなぁ。

 

 

 

 

知識として学ぶことと、

自分で気が付くことの違い。

 

そんな「あたりまえ」を

身をもって感じた時間だった。