05/18 幡ヶ谷 36°5 高井麻奈由&森本真ゐ子 | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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36°5 16周年記念月間& 森本真ゐ子さん pre. 『お天気雨を降らせましょ。』
高井麻奈由 × 森本真ゐ子ツーマンライブに、おじゃましてきました。
森本真ゐ子さんをお聴きするのは、昨年11月の祐天寺以来になります。

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当該企画はシリーズ化予定で、お互いにリスペクトされているお二人なので、
森本さんは企画初回は高井さんと開催されたかった様です。
定刻になり、高井さんのステージからライブはスタートしました。

 ♪ アルデバラン
 ♪ Free world
 ♪ FAKE
 ♪ Flight mode
 ♪ 凛
 ♪ = music
 ♪ スタートライン

しっとり聴かせる「アルデバラン」は、パワフルに前を向くバラード。
お客さんの claps と共に、アップテンポな「 Free world 」へと
ガラリと空気が入れ替わる流れは、高井さんの持ち味ですね。
お客さんへの来場御礼の後は、アップでブルージーな「 FAKE 」から、
ツアー中の機上で生まれた「 Flight mode 」へと紡いで行く。
ニューアルバムの核を成す「凜」は、幡ヶ谷では初披露です。
" 権力や武力より音楽の力を " 「 = music 」では、お客さんとの
call & responce も叶える事が出来ましたよ。
最後は、なかなか歌えなかったと言われた、関東初披露の「スタートライン」です。
13年ほど前の明るい曲が書けなかった時代の作品で、作詞は高井さん
当時のプロデューサーの方が作曲されたそうで、とても前向きな明るさ。
お客さんの claps が伴走しましたが、是非また聴かせてもらいたい1曲でした。

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こちらでのステージは、コロナ禍真っただ中の22年3月以来で、
たっぷり50分のステージは当時とはほぼ曲が入れ替わり、古い曲ですが
大切な「スタートライン」も聴けて良かったです。

10分ほどの転換オーダー休憩を挟んで、後半は森本真ゐ子さんのステージへ。
今回も、裸足でピアノに向かいます。
3曲目以降は、愛知から来られたオーボエの うかいありな さんが、
サポートされましたよ。

 ♪ 碌でもない肥やし ・・ ソロ弾き語り
 ♪ 我儘       ・・ ソロ弾き語り
 ♪ 始発
 ♪ 嵐の過ぎた朝
 ♪ また、この店で。
 ♪ 今
 ♪ 湯を沸かす程の熱い愛を
 ♪ ハタチの君へ

アンコール

 ♪ 友達 (新曲)

 

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高井さんとは異なる持ち味のライフソングの方で、独特の深みが有りますね。
繊細でストレートな歌詞使い、低音の揺らぎ声とパワフルボイスを兼ね備え、
個人的には目力の強さも感じさせる。
「碌でもない肥やし」や、元彼を歌った「我儘」は少しシュールですが、
オーボエのうかいさんが入ってからは、空気感が変わって行きます。
寒い冬のバラード「始発」は聴き入らせ、「嵐の過ぎた朝」はリズミカルに。
「また、この店で。」は、36°5 への祈りのバラード。
「今」や、家族を歌った「湯を沸かす程の熱い愛を」では感動的に聴き入らせて、
壮大なバラード「ハタチの君へ」で、本編は終了しアンコールヘ。
最後はなんと新曲初披露、「友達」を歌い上げステージを締めてくれました。
詞はメッセージ性に富み曲風も多彩で、何曲かは前回も聴かせてもらい
記憶が有りましたが、オーボエが入る事で違った味わいでも聴けて良かったです。
バラードが多めでしたがパワフルで、あらためて懐が広く深い方だなと
感じさせられましたよ。
またお聴き出来ます様に。

 

色彩は違えど、言葉を大切に表現されるお二人。
苦悩と笑顔の両極で魅せる高井さんと、静かに秘めたパワーを感じさせる森本さん。
実に濃厚な時間でしたね、次回ツーマンやブッキングの機会を楽しみにしています。

 

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