04/26 西荻窪アートリオン 「西荻ハイ!ハイ!ハイ!~40杯目~」 | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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久しぶりに、聞間拓さん&村岡広司さん企画へ。
「西荻ハイ!ハイ!ハイ!~40杯目~」に、ゲストで Satsuki さんが
出演されましたので、現地におじゃまして来ました。

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Host act.
◇ 聞間拓さん (ギター弾き語り)
 昨年8月の渋谷ワンマン以来になります。
◇ 村岡広司さん (カホン奏者)
 昨年12月の北参道以来になります。

Guest act.
◇ Satsuki さん & Pf. 緒勝涼子さん
 Satsuki さんは昨年9月の東新宿、緒勝さんは昨年1月の代官山以来でした。
◇ Kayo さん (ギター弾き語り)
 小田原をベースに活動されており、今回初めてお聴きする機会を得ましたしたよ。

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開演までに、まずは久しぶりにこちらで晩ごはん。
オムライストッピングが出来たのですが、朝食にたっぷり卵を食べていたので、
今回はトッピング無しの「たけのこたっぷりハッシュドビーフ」に。
旬の筍が、軟らかくて美味しかったですね。

定刻を少し過ぎ、拓さんと村岡さんによる「今回は神回になりそう」との
開催挨拶と乾杯の後、主催のお二人の 1st stage からスタート。

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 ♪ ハイ!ハイ!ハイ!
 ♪ うんこちんちん
 ♪ 心、動け
 ♪ とんじゃかない

 

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お客さんの claps と共に、西荻イベントのテーマ曲からアップに開幕。
曲名だけ聴かされると驚く「うんこちんちん」は、コミカルな作品ではなく
しっかりと魂のこもったエールソングて、お客さんの claps と call & responce が
並走して駆け抜ける。
コロナ禍の逆風の中で生まれた作品はどれも力強いですが、
「心、動け」はバラードに叫びを込め、最後の「とんじゃかない」は
お客さんの claps と call & responce と共に駆けて、1st stage を締めてくれました。
浜松言葉の " どうってことない " は、逆風をものともしない拓さんと村岡さんの
生き方にピッタリの言葉ですね。

だいじゅさんが、拓さんの汗で濡れたステージを拭いてから小休止を挟んで、
続いては小田原から来られた Kayo さんが、ギター弾き語りで魅せてくれましたよ。

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 ♪ Kayo のテーマ
 ♪ ひまわり
 ♪ タバコの歌
 ♪ カモン飲み屋 ・・ with Gt. & Cho. 拓さん・ Per. 村岡さん
  など、計6曲。

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声量が有って伸びやかな歌声に、まずはビックリ!
曲風は Bluesy なナンバーから claps call & responce ナンバー、
Moody な作品まで多彩ですが、根底には人々へのエールが溢れています。
セットリストには他に、アートリオンを歌ったホッコリさせるバラードや、
7歳の子供さんへの思いも込められた様なハッピーバースデーの曲も有り、
実に懐が広かったですね。
「カモン飲み屋」は、地元・鴨宮の店と人々がモチーフだそうですが、
拓さんと村岡さんが加わって賑やかな人間模様!
でも、Kayo さんは酒が飲めないそうですよ。
MCも楽しく、多彩で実に素敵なステージでした。

10分ほどの転換換気休憩を挟んで、ゲスト二人目は Satsuki さんと 緒勝涼子さん。
いつもなら、緒勝さんのピアノに全てを委ねて歌い始めるのですが、
今回は Satsuki さんがピアノに陣取り開幕。

 

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 ♪ だいじゅさん おめでとう! ・・ Satsuki さんピアノ即興歌唱
 ♪ 時の歌 (手嶌葵さんカバー)
 ♪ 江ノ島ハイヒール
 ♪ 青春ゾンビに、捧ぐ
 ♪ 新宿駅
 ♪ ピーナッツ症候群 ・・ with Gt. 拓さん・ Per. 村岡さん・ Cho. Kayo さん

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即興名人の Satsuki さんではありますが、まずは誕生月を迎えられた
オーナーのだいじゅさんへのお祝いの1曲から、しかもピアノです!
ライブ後に " ピアノ演奏歴20年のつもりで即興が出来るんです " と、
アナウンスが来ましたが Satsuki さんが言うと・・信用しちゃうかな (^^;
客席から大喝采の後、緒勝涼子さんを紹介し2曲目からは歌唱に専念。
2年前にアカペラで聴かせてもらった事の有る「時の歌」は、
ゲド戦記のテーマ曲として有名な作品ですが、今回はピアノと共に聴けました。
深い情感に満ちた作品は、Satsuki さんに良く似合います。
続いての「江ノ島ハイヒール」は、職場をエスケープする話を軽快に歌いますが、
故郷である群馬の話を歌った「青春ゾンビに、捧ぐ」では、また雰囲気が一転。
自分自身の歌い手としてのルーツが掘り下げられ、情感豊かに綴られて行きます。
様々な人生模様と自分自身を重ねた「新宿駅」も、素敵な作品ですよ。
最後は、思い通りにならないもどかしさを、コミカルさも交えつつ吐露された
「ピーナッツ症候群」へ。
この曲では、拓さんと村岡さん・そしてカウンターから

コーラスに Kayo さんも参加され、贅沢なステージを締めてくれましたよ。

 

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いつものように、歌唱は絶品でエンターテインメント炸裂ステージの Satsuki さんですが、
ピアノも弾かれましたし " 長澤まさみ " さんは出て来るし、

緒勝さんの背中は笑っているし、今回もたっぷり魅せ楽しませてくれたステージでしたよ。

21時を回り、締めは拓さんと村岡さんの 2nd stage です。

 ♪ 遥か遠くの隣から
 ♪ 夜明けまえ前線
 ♪ 駅

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今年の拓さんの作品「遥か遠くの隣から」は、北陸の地震や様々な出来事に対し、
頑張れより寄り添う気持ちの素敵なエールバラードでしたよ。
続いての「夜明けまえ前線」は、村岡さんがメガネを外します。
コロナ禍で苦しんだライブハウスやアーティスト、そしてお客さんへの
感謝を高らかに熱く歌い疾走する。
~40杯目~の締めは、旅から旅へ人から人への「駅」。
静かに力強く、ギターとカホンの響きが列車の軌道を紡いで行く。
この曲は、" ききまたく " の頃にどの曲が好きですかと聴かれ、
即答したバラードの名曲の一つですよ。
このお二人は、熱く弾けるも良し、聴き入らせるも良しです。

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最後は緒勝さんも含めた集合写真の時間も設けてくれて、盛況のうちに
「西荻ハイ!ハイ!ハイ!~40杯目~」は終幕へ。
頻繁ではなくても長く存じている、拓さんと村岡さんと Satsuki さんと緒勝さん。
初めてでしたが、強烈なインパクトを残してくれた Kayo さん。
聴き入らせ楽しませ、熱く一緒に駆け合い、何とも素晴らしい皆さんでした。
拓さん曰く、" 歌とキャラの底なし沼 " の表現がピッタリのゲストの2組でしたが、
" 彼女たちとやれるのが私の誇り " と言う様に、お互いの音楽への情熱を
歌唱表現で語り合ったような、濃厚で贅沢な時間でしたね。
お疲れさまでした、また近いうちにお会いしましょう。
 

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